出版社内容情報
映像芸術の最も基本的な形態である写真の映像作用と,その対極にあるともいえる言語の意味作用を比較することによって,両者の協働から生まれる様々の総合芸術を考察する緒を開くとともに,人間と現実との深い交流を回復しようとする野心的試み。サルトル,カッシーラー等の業績を基礎に,具体的な作品の分析を通して,芸術の本質,美と真実,等の問題にせまる。
映像芸術の最も基本的な形態である写真の映像作用と,その対極にあるともいえる言語の意味作用を比較することによって,両者の協働から生まれる様々の総合芸術を考察する緒を開くとともに,人間と現実との深い交流を回復しようとする野心的試み。サルトル,カッシーラー等の業績を基礎に,具体的な作品の分析を通して,芸術の本質,美と真実,等の問題にせまる。