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日本人の葬儀

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  • サイズ B6判/ページ数 361p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784314005791
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0039

出版社内容情報

知人の死を知らされて,葬儀に参列する。死者をあの世へ送る一連の儀式……この儀礼のひとつひとつに隠された意味とは?本書は,日本人の葬儀の歴史的変遷,日本各地に長く伝えられてきた葬送・墓制の実際とその意味を詳述することを通して,私たちの死生観や他界観,民俗的心性を明らかにしようとする。今後の葬儀のあり方を考える上で参考になる本といえよう。

内容説明

知人の死を知らされて、葬儀に参列する。死者をあの世へ送る一連の儀式…この儀礼のひとつひとつに隠された意味とは何か。日本の各地で古来より、毎日のように執り行われてきた葬送の儀礼にも、近代化と都市化の波が押し寄せ、自由葬や散骨といった新しい葬儀方法、葬儀をとりしきる葬儀屋、墓の問題などが、取り沙汰されている。本書は、日本人の葬儀の歴史的変遷、日本各地に長く伝えられてきた葬送・墓制の実際とその意味を詳述することを通して、私たちの死生観や他界観、民俗的心性を明らかにしようとする。

目次

現代人の死―序にかえて
1 葬儀の深層(葬送儀礼;米の霊力;火とケガレ;生と死と水辺の石)
2 葬儀の歴史(古代天皇の葬送と殯宮;平安貴族の葬送儀礼;中世の葬儀;近世の葬送習俗)
3 他界への憧憬(盆に来る霊;人を神に祀る風習;儀礼と他界観;花いちもんめ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

5
葬儀とフォークロアの関係やその歴史、さらには日本人の他界感まで踏み込んで論じている。香奠の元々は米を送ったという事や式の後に石を積む風習など教えられることが多い。葬儀という儀礼を通じて日本人の考え方や感性まで筆が及んでいるので、民俗学に興味のある人は面白く読めると思う。2011/07/28

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