- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 歴史
- > 学陽書房(人物・教養)
内容説明
比叡山を焼討にし、一向一揆勢を鏖殺し、天皇の地位をも越えようとしはじめた独裁者・信長。その矛先はやがて光秀にも向けられた…。国家と国民を「信長の狂気」による破滅から救った救国的英雄・光秀蹶起の真相を、綿密な史料調査と大胆な発想、雄渾の筆致で描く注目の巨編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
22
信長の描き方が独特であり印象に残りました。それに対応する光秀の心の動きが詳細に書かれており、これはきついなあと思いつつ読みました。面白かったです。2024/09/21
ue3104
2
歴史は勝者によって創られる。小学生の頃、明智光秀の三日天下をかなり馬鹿にしていた。そして、織田信長が志半ばで倒れたことにロマンを感じていた。伝えられる事実が必ずしも真実とは限らないのだと、改めて痛感し、この小説により少しでも明智光秀の正義が評価されることを願いたい。2022/10/29
ジャンルバルクイネー
1
私が読んだ明智光秀関連の小説の中では、本能寺の変を決断するに至る過程は一番納得しました。2020/01/15