グローバル時代の人事コンピテンシー―世界の人事状況と「アウトサイド・イン」の人材戦略

ウルリッチ，デイブ〈Ｕｌｒｉｃｈ，Ｄａｖｅ〉/ブロックバンク，ウェイン〈Ｂｒｏｃｋｂａｎｋ，Ｗａｙｎｅ〉/ヤンガー，ジョン〈Ｙｏｕｎｇｅｒ，Ｊｏｎ〉/ウルリッチ，マイク【著】〈Ｕｌｒｉｃｈ，Ｍｉｋｅ〉/加藤 万里子【訳】

マグロウヒル・エデュケーション（2014/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 406p／高さ 19cm
• 商品コード 9784532605360
• NDC分類 336.4
• Cコード C3034

内容説明

グローバルビジネスを成功させる人事コンピテンシーとは何か？２万人、１４０種類の人事データをもとに世界各地域における経済状況と人事の現状を詳細に検証。海外戦略・人材管理に役立つ包括的ガイドブック。

目次

第１部　グローバルなビジネスの変化と人事が果たすべき役割（概要と理論；世界的な展望）
第２部　世界九大地域のビジネスと人事（アフリカ；オーストラリアとニュージーランド；中国；ヨーロッパ；インド；ラテンアメリカ諸国；中東；北アメリカ；トルコ）
第３部　まとめ（共通のコンピテンシーと地域特有のコンピテンシー；グローバル人事の未来―今後はどうなるのか？）

著者等紹介

ウルリッチ，デイブ［ウルリッチ，デイブ］ ［Ｕｌｒｉｃｈ，Ｄａｖｅ］
ミシガン大学ロス・ビジネススクール教授。組織とリーダーの価値提供を支援するコンサルティング会社ＲＢＬ創設パートナー。人的資源を活用した組織能力（リーダーシップ、スピード、学習、説明責任、人材）の構築について研究し、２５冊の著書と２００を超える論文・共著を執筆。フォーチュン２００の半数を超える企業においてコンサルティングとリサーチに従事している

ブロックバンク，ウェイン［ブロックバンク，ウェイン］ ［Ｂｒｏｃｋｂａｎｋ，Ｗａｙｎｅ］
ＲＢＬグループの名誉パートナー。ミシガン大学ロス・ビジネススクール教授。同スクールのアドバンストＨＲエグゼクティブ・プログラムの共同ディレクターおよびメイン講師を務めるほか、インドでミシガン大学のシニアマネジメント・エグゼクティブ・プログラムを主導している。ビジネス戦略と人事業務の連携、高業績を生み出す企業文化の創造、業績を向上させる組織の能力を研究し、世界中でトップ企業のアドバイザー業務に従事している

ヤンガー，ジョン［ヤンガー，ジョン］ ［Ｙｏｕｎｇｅｒ，Ｊｏｎ］
ＲＢＬグループの名誉プリンシパル。４冊の共著のほか、多数の論文を執筆。南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアにて広範にわたってコンサルティングに従事している

ウルリッチ，マイク［ウルリッチ，マイク］ ［Ｕｌｒｉｃｈ，Ｍｉｋｅ］
サウスカロライナ大学ムーア・ビジネススクール博士課程在学中。さまざまな統計的手法の実践経験を持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[難波猛]

#読書 ◆人事プロのコンピテンシー6要素 ①戦略的ポジショナー／事業戦略と人事戦略を結ぶ ②信頼される行動家／実行と成果で信頼を得る ③チェンジチャンピオン／変革を起こすだけでなく維持する ④人事のイノベーター・インテグレーター／人事機能を統合する ⑤組織能力の構築者／組織文化を理解して成果に導く ⑥テクノロジーの提案者／システムやSNSで社内外を接続する ◆人事が注目する要素／人材・組織・リーダーシップ・アウトサイドインの視点(外部やビジネスの理解)

2022/05/27

[Akitoshi Maekawa]

1987年からの定期的な観測で人事に求められるコンピテンシーがどのように変化してきたか、それが世界9つの地域でどのような重要度を持っているかを研究した一冊。人事への期待は明確に高度化してきていて、経営と一緒に戦略立案出来ないと価値がないというのは、自分業務を考えてみて正しくそう思う。「優秀な人材の維持」のために、どこまで制度を設計・運用できるか。日本企業はそこがグローバル企業と見た時に差がある。「公平」と「区別」の両立って難しい。

2014/06/15

[syachi]

人事部門だし勉強しようと読む訳ですよ。でもそうすると今の会社というかで何ができるのよ、ほぼ親の写しだからなにもって思っちゃうのが何もといいますが。そうありたい理想を考えていたところに現実をつきつけられるとなんとも言えない悲しさが。。

2017/08/22

[Mika Otomo]

世界の人事は勉強しているし、もっと勉強する必要があると実感。目の前の小さなことにとらわれず、もっと前を見ていこうと思った。

2017/04/30