出版社内容情報
◎国や自治体が工事の発注や物品調達を行う際の入札・契約制度を解説!
◎首長・職員の損害賠償責任を見直した自治法改正や、債権関係の民法改正、政府調達関係の法令の見直しの内容を反映させた最新版!
◎国や自治体の契約とその前提となる入札制度とはそもそも、なぜ必要でどういった方法があるのかといった基本を解説します。
◎その上で運用方法と問題点(落札率が高い。品質の確保の維持方法。安値入札の問題。業者の保護・育成)を指摘した上で、その克服方法を提示するほか、談合や職員の不祥事(情報を漏らすことや接待を受けることなど)の防止策など入札・契約にまつわる問題をくまなく説明します。
内容説明
入札改革の最新動向を踏まえた決定版!「入札適正化法」「官製談合防止法」を踏まえ入札改革の主要課題と成功例を詳解!
目次
第1章 入札・契約制度の課題(入札改革の意義;わが国における入札改革の歴史;一般競争入札が「契約の原則」とされている理由;指名競争入札の長所と短所;随意契約が認められる場合 ほか)
第2章 入札改革の成功例と課題の検証(入札改革により「談合」と「政官業の癒着」の排除に成功した長野県;市町村合併を機に入札改革の地域を広げた三重県松阪市;人口3万人の自治体でも入札改革が可能なことを示した静岡県吉田町;簡易型・総合評価方式により地元業者保護を実現することに成功した長野県;「総合評価方式」の非価格点の評価で苦情が発生したT環境衛生組合のケース ほか)
著者等紹介
鈴木満[スズキミツル]
昭和40年4月農林省(現・農林水産省)入省。平成23年4月桐蔭横浜大学法科大学院客員教授(令和3年3月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。