内容説明
住友商事の若い社員を中心とした「住商の2001年を考える会」が近未来像のレポートを作成した。住友商事ではこのレポートをふまえ、21世紀を目前に控え、時代の潮流を正確に読みとり、日本の進むべき方向を見極めるため広く論文を募集した。「21世紀―成熟社会へのアプローチ」をテーマにした懸賞論文―656編(内、外国人からの応募60篇)から入選論文を中心に本書が編集された。
目次
未来へのイマジネーション(成熟社会の生態学―「第三の波」を超えて;21世紀の日本―成熟日本の役割とは ほか)
豊かさへのシステムづくり(活力ある高齢化社会への二つの提言;生活世界再構築のシナリオ ほか)
日本と東京・再構築(「廃県置藩」のすすめ;東京圏・新高速鉄道ネットワーク)
国際化とことば(国際語をつくり、広めよう;新しい英語教育 ほか)
教育改革への提案(教育改善の方向と方法;大学・大学院の刷新 ほか)
高齢化社会への対応(最先端高齢化社会に向かうテクノハート試論;成人病検診に脳血管管理を ほか)
心の成熟を求めて(心の成熟をめざす;21世紀に向けて四つの提言 ほか)
21世紀の生活イメージ(21世紀のサラリーマン―ある朝の1時間)