出版社内容情報
2017年没後90年を迎えた芥川龍之介を総特集。朝霧カフカ、伊坂幸太郎、奥泉光、篠田節子、島田雅彦、藤沢周、松田奈緒子など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
60
田端に有名な文士が多く住んでいたことはごく最近知ったばかりだったし、芥川と室生犀星、荻原朔太郎が友人関係だったというのはこの本で知った。芥川自体はどちらかというと好き、というレベルの読者だったけれど、読んでいない作品がだいぶあることに気づかされた。芥川谷崎論争の本は購入しようかちょうど迷っていたので背中をもう一つ押された感じ。明日書店に行って悩もうと思う。2017/11/10
しょこ
31
伊坂さんのエッセイのみ読了。『トロッコ』と『蜜柑』がお好きなようで。蜜柑はそう、あの蜜柑。笑。『トロッコ』×国語の教師の解釈で、国語の授業に興味を持つきっかけになったとか。人生なにがきっかけになるかわからないね~。今回つまみ食い読書で芥川作品には触れず。2018/01/06
さゆき
8
芥川のムック本。伊坂幸太郎のエッセイが掲載されていることもあって購入。生前の写真や年譜、さりには芥川関連の書籍が丁寧に紹介されていて、入門書としてもおすすめできる。エッセイを通して色んな人の芥川像が知れるのも面白く、好きな作家について執筆陣と紙面越しに語り合えたような気がして楽しかった。この本から田端の文士たちにも興味がわいた。2018/11/13
おぎゃ
2
いろんな作家や研究者が芥川の魅力を語っている。難しくて訳が分からない文章も多い人だけど、可愛いげがあるしかっこいい。2019/06/24
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
1
「『芥川龍之介田端の家復元模型』の世界」にしみじみ見入った。家族や文士の証言、遺品などから忠実に細部を再現している、使っていた文房具から傍らのお菓子までも。「田端散策マップ」も楽しい。芥川の「主客合一」、夏目漱石の「自己本位」「則天去私」、梶井基次郎の檸檬なんて何がおもしろいのだろうと思ったら「主客合一」の実践であり「獣のような感覚でもって、対象そのものと同化して描写していく。それまでの作家が中々掴めなかったものを表現できた、日本文学史上の一奇跡」と藤沢周。また読みたい本が増えた。2019/04/25




