内容説明
色絵磁器の鑑定と歴史はゆがめられてはいないか。「定説」はほんとうに正しいか。50年間あえて異議をとなえ続けてきた著者が、鍋島・伊万里・古九谷の歴史と真贋の真実に迫る。
目次
1 新解釈のあらまし
2 色絵古陶磁史の再検討
3鍋島の歴史の再検討
4 鍋島藩窯の組織と御用赤絵屋
5 鍋島の特質とその魅力
6 初期鍋島の三つの様式
7 鍋島の作品の種類と特徴
8 色絵磁器の鑑定と色鍋島
9 色鍋島の代表的逸品の裏話
10 忘れられぬ色鍋島の話
11 東西著名なる肥前古陶磁蒐集家列伝と美術館
12 有田皿山の歴史を著書で発表した人達
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- トラウマからの回復