ちくま学芸文庫<br> 図説 和菓子の歴史

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ちくま学芸文庫
図説 和菓子の歴史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480097927
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0121

出版社内容情報

饅頭、羊羹、金平糖にカステラ、その時々の外国文化の影響を受けながら多種多様に発展した和菓子。その歴史を多数の図版とともに平易に解説。

内容説明

舌だけでなく目や耳など五感を使って楽しめる、日本文化の粋を集めた和菓子。羊羹、饅頭、カステラといった日々の生活でおなじみのものから、雛祭や月見などの年中行事にだけ登場する特別なものまで、日本人の生活に欠かせない和菓子はいかにして現在の姿になったのか。その発展には、時代ごとに日本に流入してきた外国文化が大きな影響を与えていた。本書では、唐菓子や点心など中国の影響が大きい古代~鎌倉時代にはじまり、南蛮人との出会いによって日本の菓子の幅が広がった室町時代をへて、日本独自の菓子文化が花開く江戸時代までの和菓子の歩みを、多数の図版とともに解説する。

目次

序章 歴史のなかの和菓子
第1章 古代の菓子
第2章 中世の菓子
第3章 近世の菓子
第4章 歴史のなかの菓子と菓子屋達
第5章 行事と儀礼にみる和菓子
第6章 地域文化と和菓子
終章 和菓子文化論をめざして

著者等紹介

青木直己[アオキナオミ]
1954年、東京生まれ。立正大学大学院博士後期課程研究指導修了。立正大学文学部助手などを経て、1989年株式会社虎屋に入社、虎屋文庫研究主幹として和菓子に関する調査・研究に従事。2013年同社を退職、現在は日本菓子専門学校、東京学芸大学、立正大学などで非常勤講師をする他、時代劇ドラマなどの考証を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

3
美味しい和菓子の歴史、考えたことなかったので、面白かったです。カステラはオランダくらいは知ってたが、室町とか古典文学に出て来るお菓子の再現が素晴らしい。道を極めた人の本は面白いですね。2024/01/29

月音

3
饅頭・カステラなど、中国やポルトガルがルーツの和菓子は多い。日本人の嗜好と風土に合わせ、改良を重ねて現在の形になっていくのだが…。例えば、小麦粉・餅の中に甘く煮た小豆を入れるという発想、今の私たちがいちご大福やあんバターの発売当初「何その組み合わせ⁉」と驚いたように、当時は衝撃の新感覚スイーツだっただろうな。宮中で特定の菓子型を保管し、必要な時に菓子屋に渡して作らせていたというのは面白い。地下人が殿上人…というより、天皇と同じものを食すことを警戒したのか?茶の湯との関係にほとんど触れていないのが不満。2023/09/06

もだんたいむす

3
和菓子は大っ嫌いだが面白かった。2017/11/04

れうしあ

2
日本の菓子の歴史は古く、文化伝統の上に成り立っている。古代には菓子とは果物や木の実を指していたが、穀物を加工した餅などを指すようになる。中国から唐菓子がもたらされ、中世には禅僧により茶と点心がもたらされた。羊羹は当初見立て料理であったが、近世には砂糖を用いるようになる。南蛮菓子の影響も受けつつ変化し、伝統と権威、商工業、信仰の要素が揃う京都において菓子として大成した。さらに菓子屋とともに江戸へ下り全国へ広まることとなる。その中で年中行事とも結びつき日本文化に欠かせないものとなっている。2021/05/30

mfmf

2
菓子のルーツから明治維新後の和菓子の在り方までをまとめた本。 和菓子だけでなく、日本の食文化全般にも触れられていて興味深い。 鶏卵を使うのは戦国時代に南蛮から渡来してきたのであって、それ以前はほとんど使われていなかったというのが、言われてみればなるほどなあ、という感じ。2019/07/21

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