内容説明
大国をしのぐ国力で、世界の海を席巻した、小さな巨人。常に水と闘い続ける運命を背負いながら、他を卓越する才覚で、鎖国時代の日本にも大きな影響を与えてきたオランダ。その繁栄と衰退、光と陰を描き出した、決定版通史。
目次
1章 水と戦い、水と共存する国民
2章 古代ローマからフランク王国へ
3章 中世のオランダ
4章 八十年戦争からオランダ共和国の誕生へ
5章 黄金時代のオランダ
6章 黄金時代の経済と文化
7章 衰退の一八世紀からネーデルラント王国の成立へ
8章 一九世紀以降の近代国家への歩み
9章 二〇世紀のオランダ
著者等紹介
佐藤弘幸[サトウヒロユキ]
1941年、小樽市生まれ。東京外語大学名誉教授。専攻はオランダ語、オランダ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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