怪異・妖怪学コレクション<br> 怪異・妖怪とは何か

個数:

怪異・妖怪学コレクション
怪異・妖怪とは何か

  • ウェブストアに17冊在庫がございます。(2025年05月29日 09時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309714813
  • NDC分類 388
  • Cコード C0339

出版社内容情報

妖怪の定義、多様化する方法論、グローバルな比較研究……
怪異・妖怪研究、新時代へ。
飛躍的な進展を遂げ、人文学の新領野としての地位を確立――
これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!
【目次】
総論 怪異・妖怪とは何か(廣田龍平・安井眞奈美)
Ⅰ 妖怪概念の深化と転回
怪異・妖怪とはなにか(小松和彦)
モノ化するコト――怪異と妖怪を巡る妄想(京極夏彦)
妖怪の、一つではない複数の存在論――妖怪研究における存在論的前提についての批判的検討(廣田龍平)
畏怖の保存――情感の共有を考えるための一試論(後藤晴子)
柳田國男の妖怪研究――「共同幻覚」を中心に(香川雅信)
Ⅱ 多様化する妖怪へのアプローチ
目の想像力/耳の想像力――語彙研究の可能性(山田厳子)
怪音と妖怪――聴覚と怪異現象(常光徹)
妖怪・怪異に狙われやすい日本人の身体部位(安井眞奈美)
「妖怪」という問いかけ――調査地における応答の諸相をめぐる研究ノート(藤坂彰子)
Ⅲ グローバルな比較妖怪学へ
妖怪を翻訳する(マイケル・ディラン・フォスター)
韓国の「ドッケビ」の視覚イメージの形成過程――植民地時代を中心に、日本の「オニ」との比較を手がかりとして(朴美?)
自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異(山中由里子)
怪物(ヤスミン・ムシャーバシュ/廣田龍平訳)
解題(廣田龍平・安井眞奈美)

内容説明

妖怪の定義、多様化する方法論、グローバルな比較研究…怪異・妖怪研究、新時代へ。飛躍的な進展を遂げ、人文学の新領野としての地位を確立―これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー。

目次

総論 怪異・妖怪とは何か(廣田龍平;安井眞奈美)
1 妖怪概念の深化と転回(怪異・妖怪とはなにか(小松和彦)
モノ化するコト―怪異と妖怪を巡る妄想(京極夏彦)
妖怪の、一つではない複数の存在論―妖怪研究における存在論的前提についての批判的検討(廣田龍平)
畏怖の保存―情感の共有を考えるための一試論(後藤晴子)
柳田國男の妖怪研究―「共同幻覚」を中心に(香川雅信))
2 多様化する妖怪へのアプローチ(目の想像力/耳の想像力―語彙研究の可能性(山田厳子)
怪音と妖怪―聴覚と怪異現象(常光徹)
妖怪・怪異に狙われやすい日本人の身体部位(安井眞奈美)
「妖怪」という問いかけ―調査地における応答の諸相をめぐる研究ノート(藤坂彰子))
3 グローバルな比較妖怪学へ(妖怪を翻訳する(マイケル・ディラン・フォスター)
韓国の「ドッケビ」の視覚イメージの形成過程―植民地時代を中心に、日本の「オニ」との比較を手がかりとして(朴美〓)
自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異(山中由里子)
怪物(ヤスミン・ムシャーバシュ)(廣田龍平訳))

著者等紹介

小松和彦[コマツカズヒコ]
国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。長年、日本の怪異・妖怪研究を牽引してきた

廣田龍平[ヒロタリュウヘイ]
大東文化大学助教。専門は文化人類学、民俗学。博士(文学)

安井眞奈美[ヤスイマナミ]
国際日本文化研究センター研究部教授。専門は文化人類学、民俗学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐倉

16
妖怪、そして怪異という言葉の歴史と現状を問い、その解像度を上げる風潮の論文が多い。廣田龍平の論文は存在論的転回を妖怪研究に当てはめ、現在、妖怪という語に当たり前に含まれる超自然的なニュアンスを検証する。近現代に生きる僕たちには超自然でも伝承者にとっては…?と現在から前近代を認識する概念としての妖怪の限界を自覚させてくれる面白い論文。京極夏彦は学術用語であり現象(コト)を表す語であったはずの妖怪が、存在(モノ)化している状況、そして空位になった現象の椅子に怪異という語が座っていることを指摘する。2025/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22534512
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品