出版社内容情報
千葉 乗隆[チバ ジョウリュウ]
著・文・その他
千葉 乗隆[チバ ジョウリュウ]
著・文・その他
角川書店装丁室[カドカワショテンソウテイシツ]
著・文・その他
内容説明
弥陀の本願は、罪悪深重・煩悩熾盛の衆生を救ってくださるため―親鸞没後、その教えにそむいた、さまざまな異説が発生し、信者を混乱におとしいれた状況を歎いた著者が、師匠親鸞の教えを正しく伝えるべく、直接見聞した親鸞の発言と行動を思い出しながら書き綴った『歎異抄』。日本仏教史の権威が、真の読み方を解き明かし、現代人のニーズに合わせた読みやすい現代語訳を付した決定版。
目次
竊廻愚案、粗勘古今
弥陀の誓願不思議に
おのおのの、十余ヶ国の
善人なをもつて往生をとぐ
慈悲に聖道・浄土のかはりめ
親鸞は、父母の孝養のためとて
専修念仏のともがらの
念仏者は、無碍の一道なり
念仏は、行者のために
念仏まふしさふらへども
念仏には無義をもつて義とす〔ほか〕