河出新書<br> 「原っぱ」という社会がほしい

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河出新書
「原っぱ」という社会がほしい

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309631271
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

絶筆となった論考「「近未来」としての平成」を中心とした、橋本流「近代論」集成! 橋本治が理想とした「原っぱの論理」とは何か?

内容説明

「ここでもう一度、そもそも「社会」とはどういうものだったかを考えてみる必要がある。」と書かれたまま未完に終わった橋本さんの論考「「近未来」としての平成」。そのテキストに応答する原稿を過去の著作から集めて一冊に。同じく遺稿となったエッセイ「遠い地平、低い視点」の書籍未掲載分も収録。橋本治、最後のメッセージ。

目次

第1章 「近未来」としての平成(昭和の終わりと平成の始まり;「時代」とはなんだ?)
第2章 「昭和」が向こうへ飛んでいく
第3章 原っぱの論理(メンドクサイことなんか知らない;女ばっかりやたらいた;我が祖母、橋本千代のこと;近所にも子供達がいた ほか)
第4章 遠い地平、低い視点(闘病記、またしても;なぜこんなに癌になる?;窓からの眺め;観光客が嫌いだ)
特別掲載 野間文芸賞贈呈式スピーチ原稿

著者等紹介

橋本治[ハシモトオサム]
1948年東京生まれ。東京大学文学部卒。77年『桃尻娘』で小説現代新人賞佳作を受賞しデビュー。小説・評論・古典の現代語訳・イラストなど幅広い分野で活躍。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、『草薙の剣』で野間文芸賞を受賞。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

26
養老氏は原っぱ=子供の領域がある、空き地=大人の領域という風に説明していた。その意味では既視感はある。お金が価値に占める割合がバブル以降も高くなり続けているため、三島由紀夫氏の危惧する経済至上な中身空っぽ日本が醸成されてきている。子供が空き地で遊ぶと不動産の価値を棄損したり、周りの住環境の質を低下させるという危惧から入るべからずと柵で覆い、ゲーム会社が子供の遊びを囲い込む、対人関係を磨けない子供たちは内側へ閉塞していく。ゲームも大事だし、不動産も大事だが、もっと価値に対する遊びが欲しいと思った。2021/04/03

templecity

12
昭和の終わりの記述に始まり東京オリンピック直前までの記述。著者自身がオリンピック開催直前の2019年に亡くなっている。昭和天皇崩御の時代も皮肉っぽく記載。バブルの時に不動産を購入して1坪600万円で借金を背負って生きる。2021/02/23

れん

10
内田樹さんの序文で、結構満足してしまった。私には難解な橋本治。昭和から平成の考察が印象的。癌の話は切なく、スピーチは清々しく。喪失感と感謝の気持ちで本を閉じました。2022/02/23

Inzaghico

8
今は「空き地」はあるけれど「原っぱ」はない、という発言は、じっくり考えたい。空き地に勝手に入れば不法侵入になってしまう昨今、原っぱで子どもが約束もしないのにどこからともなく三々五々集まって、缶けりしたりドロケイしたりして遊んで、夕方になると散っていく、という光景を見なくなった。これはかつて夏彦翁が、昔は約束なしに相手を訪問できたが、今は先に約束を取り付ける、時代は変わった、みたいなことを書いていたが、それと通じるな。2021/03/29

amanon

7
内容はともかくとして、巻末の闘病記を読んで、「ああ橋本治はもうこの世にいないんだな…」と改めて思わされた。その内容は凄まじいはずなのに、飄々とした多分にユーモラスな語り口で、「この人は死ぬ寸前までこんな風だったんだな…と思わされた。表題作は、例によって語り口は平易だけど、妙に回りくどい言い回しを多用しているため、今一つ分かりにくいが(笑)、著者が体験した「原っぱ」の価値は理解できた気がする。もとは講演を活字化したもので、途中何度も感極まって泣いてしまう場面があるのが、リアルで、何とも言えず、胸がつまる。2023/02/27

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