出版社内容情報
『ピーナッツ』の前身的な作品『チビッコたち』を全作収録。第3期第3回配本。序文:バラク・オバマ
内容説明
「ありがとう、ありがとう、ありがとう。他になんて言えばいい?」完全版全集最終配本、全25巻完結。1999年1月1日付から2000年2月13日付までの374編、および『ちびっこたち』全編を収録。
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京生まれ。詩人。52年、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。翻訳、絵本、作詞など幅広く活躍。75年、『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、83年、『日々の地図』で読売文学賞、93年、『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年、『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
78
とうとう読み終えてしまった。第1巻を読んだのが昨年3月だから、ほぼ1年でシュルツ50年の軌跡を読んだことになる。最終巻の序はバラクオバマ大統領(当時)が書き、後書と月報は全編を訳した谷川俊太郎が書いている。ピーナッツへの愛が想いがいっぱいだ。後半には、ピーナッツの前身である「ちびっこたち」も収録されている。シュルツは生涯を通して子供の世界を描き続けたんだ。引退を告げる最後の作品を見ると涙があふれそうになる。素晴らしい作品を残してくれてありがとう!素敵なキャラクターたちは、いつまでも私の心にも生きています。2022/03/19
ぐうぐう
32
1999年11月、腹部大動脈閉塞で緊急入院したシュルツは、手術中に結腸癌が発見される。ステージ4だった。長年続いた『ピーナッツ』の連載を終えねばならない、それは苦渋の決断となる。病床でシュルツは、口述筆記と過去の画を組み合わせ、最後の原稿を完成させる。2020年2月12日、シュルツは息を引き取る。『ピーナッツ』の最終回が発表される前夜のことだったという。(つづく)2020/12/12
Kumi
0
開くページ全てが可愛い。 この本読むまで知らなかったキャラクター、リランが1番好きかも。 あと、ポケットに手を突っ込んで一列に歩く姿がとても可愛い。2021/06/15