河出ブックス<br> 理性の起源―賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ

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河出ブックス
理性の起源―賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309625010
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0345

出版社内容情報

理性があることは進化で有利か。どのような理性が進化したか。最新の諸科学の成果からヒトらしさの根源に迫る知的エンタテイメント。

網谷 祐一[アミタニ ユウイチ]
1972年生まれ。東京農業大学(オホーツクキャンパス)准教授。専門は科学哲学。進化論を中心に、個別の科学理論を超えた視座から諸科学の成果を読み解く。共著に『進化論はなぜ哲学の問題になるのか』など。

内容説明

人間は、理性的な動物のようで、つい、うっかり、ミスをする。しかし、高度な科学技術を生み出せることからわかるように、非理性的な動物とも言い切れない。そもそも理性的であることは、人間にとって、どんな意味があるのだろう。理性があることは進化の上で有利だったのだろうか。諸科学の最新の成果をふまえながら、ヒトらしさの根源に迫る、知的エンタテインメント。

目次

序章 理性はなぜ進化論の問題になるのか
第1章 進化と理性の二つの問題
第2章 そもそも人間は理性的なのか
第3章 理性は本当に進化で有利なのか
第4章 どのようなかたちの理性が進化したか
第5章 科学を生み出した理性

著者等紹介

網谷祐一[アミタニユウイチ]
1972年、大阪府生まれ。東京農業大学(オホーツクキャンパス)准教授。ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)大学院修了、哲学博士(Ph.D.)。米ピッツバーグ大学博士研究員、京都大学研究員などを経て現職。専門は科学哲学、生物学の哲学。進化論を中心に、個別の科学理論を超えた視座から諸科学の成果を読み解く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

s-kozy

67
東京農大(オホーツクキャンパス)に籍を置く(准教授)哲学博士による書。込み入った話題が面白く、分かりやすく書かれており、「人間の知性に関するエンターテイメント」といった趣きに仕上がっている。人間は一面賢すぎる(理性的)であるのに愚かすぎる(非理性的)である面もある。ここに端を発し、人間の理性とその起源に心理学や進化学などの諸研究を使って迫っていく。知的好奇心が大変刺激される内容で巻末に挙げられる参考文献もいろいろ読みたくなった。あれこれ物事を考えることが好きな方にオススメの一冊。2017/05/18

こぽぞう☆

15
哲学者が語る、理性の進化。理系の私には物足りないところもあったけど、非常にわかりやすい。人類進化の200万年の間、必要とされなかったはずの、例えば科学の能力というのは、どう淘汰圧があったのだろうか?という私の長年と疑問もなんとなく説明がついたような気がする。2017/04/26

Humbaba

5
直感的に選んだものが必ずしも正しいとは限らない。だからこそ決断を下す際にはそれが本当に妥当なものになっているかをよく検討する必要がある。思い込みによって本来は背負わなくても良い余計な困難に遭遇してしまうのはできる限り避けて通るべきである。2017/07/26

Noriko Ishii

4
ヒトの理性はどこからくるのか。いくつかの学説の紹介。心理学的な様々な実験がおもしろいです。2017/03/31

ponte

2
以下備忘録。 ・テレビの討論番組のように、結論ありきの態度で相手の議論に耳を傾けない場合、討論は形だけのものになり、参加者間のパワーゲームになってしまう。 ・IQで測られる能力は「知性」、それを制御する能力を「理性」と呼ぶ。 ・人間らしい認知能力の背後には、仮定的思考あるいは心的リハーサル(想像力)がある。 ・チンパンジーと比較して、人間は容易に絶望してしまう。でも、絶望するのと同じ能力、その未来を想像する能力があるから、人間は希望を持てる。どんな過酷な状況の中でも、希望を持てる。2017/06/17

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