Kawade夢新書
日本の歴史が動いた20の大転機―この事件を理解すると日本史がよくわかる

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309502687
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0221

内容説明

日本の歴史は、教科書で習う時代区分のように、きっちりと区切られて変遷をしてきたのではない。時代が新しく変わる裏には、その前の時代の中にすでに始点があったのだ。その契機となった事件を、詳細に取りあげて読み解くことで、激動する歴史のうねりが明らかになる。

目次

仏教政治の始まりへの大転機―蘇我・物部の戦い
行きすぎた仏教政治の刷新への大転機―道鏡の専制
武士の起こりと支配への大転機―平将門の乱
源氏と平氏台頭への大転機―保元の乱
鎌倉幕府滅亡への大転機―元寇
足利幕府誕生への大転機―千早城の戦い
室町幕府衰退への大転機―嘉吉の変
自立する民衆の時代への大転機―正長の徳政一揆
戦国大名の誕生と下剋上への大転機―北条早雲の伊豆制圧
信長の天下取りへの大転機―比叡山焼き打ち〔ほか〕

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。現在、明治学院大学教授。専攻は日本古代史。歴史哲学。比較文化的視野を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

25
日本史の中の大きな事案の背景と影響を端的に分析しています。やや好みが出ているもののわかりやすい内容であり面白いです。2024/08/19

kyuuin

0
有名な事件からちょっとマイナーな事件まで。点ではなく線を意識した歴史の解説はまた新鮮で面白い本だった。この本が出てから、もっと新しい事実も判明してるに違いない。自分も歴史の一部なんだと実感。500年後に今の時代はどう見られるのだろうか。2017/11/07

Ken Sugawara

0
古代史から江戸時代終盤までの重要な20の出来事を解説。それぞれが起きた背景の説明は分かりやすかった。易しいが詳しい。流れになっているので頭に入りやすかった。「マードレ・デ・デウス号事件」については、教科書に出てこないが日本にとって極めて意味の大きい事件であったとのこと。初めて知った。2013/05/01

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