内容説明
ビッグバンで始まったとされるわれわれの膨張宇宙。が、最先端の宇宙論では、ビッグバンが究極の始まりではないと議論され始めた。その根拠とは?コペルニクス、アインシュタイン、ホーキング…有史以来、人類はいかにして宇宙の厚いベールをはがしてきたのか。
目次
1 紀元前の絶対的宇宙観とは―古代の人々はどんな「宇宙」を描いていた?
2 コペルニクス的転回が宇宙論の幕開け―神が支配する「宇宙」に一撃を与えた地動説
3 ニュートンの宇宙観による「無限宇宙」とは―「万有引力の法則」が宇宙発見を急展開させた
4 すべてはアインシュタインから始まった!―「有限だが、果てのない宇宙」から「膨張宇宙」へ
5 「宇宙の始まり論争」が大展開―「ビッグバン宇宙」が実証された!
6 究極の「宇宙発見」の謎に挑む―宇宙は「無」から創成された?!