内容説明
武田信玄は恋人の少年に頭が上がらなかった!大奥の珍妙な性の実態とは?…など、オモテにゃ出せない「夜の歴史」がてんこ盛り。いやはや、ご先祖たちはスゴかった。
目次
1 有名人たちの知られざる生態をあばく―武田信玄が男色相手に宛てた衝撃的すぎるラブレター
2 歴史に残る“お騒がせ事件”とその結末―大奥の「絵島生島スキャンダル」で得をしたのは誰だったか
3 脈々と受け継がれるフーゾク産業の実態―吉原では、ベッドイン前にこんな“珍儀式”が必要だった!
4 根強く残る下世話な噂の真相をさぐる―源義経と建礼門院は敵同士なのにデキでたって?
5 ご先祖さまは、いかに「性」を謳歌していたか―武士たちが“一触即発のセックス”をしていた驚きの理由
6 高貴な方々の“夜の生活”を大公開―恋多き歌人・和泉式部はあのHプレイの先駆けだって?
7 “シモの事情”からのぞく日本の風俗史―混浴だった江戸の湯屋で「間違い」は起こらなかったのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵@晴読雨読
16
性や風俗の面からみる日本史雑学。2014/12/26
えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)
13
日本史、世界史は嫌いな科目ではなかったけど、授業では冗談でも語られない切り口でくると集中力もアップしたのではないかしら?刺激が強すぎ?歴史は褥で作られた的な雑学本。2011/12/02
Machida Hiroshi
5
本書は、平安時代から明治時代ぐらいまでの歴史的人物の正史には出てこないウラというか夜の生活の話をまとめたものです。具体的には、性豪、男色、大奥、遊郭、不倫、売春、糞尿と、いささか表だって話すにははばかられる下ネタばかりでした。しかも、確かな文献のあるものから単なる噂話的なものまで、根拠の濃淡もふり幅が大きいです。いくつか印象に残ったなかの一つが、平安貴族のためのキヌカクシがキンカクシになったというウンチク話ですが、これとて本当だろうかという疑いがあります。裏話、夜の話だけに、真相は全て闇の中のようです。2016/10/06
蒼井零
2
面白い。歴史は夜に出来るって、本当だよね。もし、これが事実なら違う視点で日本史を見直す2010/12/27
ごみくず
1
通読1★4.ガラケー時代の電子書籍で読んだ為もう読むことはできないが、内容は「夜の日本史」。内容な内容なのでなかなか面白く、風俗学といったところ。内容を振り返れないのが残念。日本史に興味が薄い人に勧めて興味を持ってもらうきっかけになるかもしれない2008/03/09