出版社内容情報
聖人950余名の生涯を学術的見地から探究。
キリスト教、西洋史研究者、必携の書!
・著者(原書)は、聖人伝の分野における碩学として知られるD.アットウォーター氏と娘のK・レイチェル・ジョン女史。訳者の故・山岡健氏の意志を継ぐ青山学院大学宗教センター伊藤悟氏の監修の下、旧版刊行から23年の時を経て新たに解明された各聖人の事実を加筆修正。
・950余名という膨大な数の聖人の情報を俯瞰できる。各聖人の生涯や伝説、聖名祝日(各聖人の記念日)、守護対象、アトリビュートのほか、ゆかりの場所や絵画、彫刻まで幅広く紹介。本の冒頭部分に基本的な用語解説も収録。
・各宗派の見解に捉われない、学問的知見に基づく客観性ある記述のため、キリスト教関係者はもちろん、西洋の歴史や文学・芸術を学ぶ人にとっても、必携の一冊。旧版にはなかったケース付きで、保存性を向上。
内容説明
聖書とともにキリスト教文化に大きな影響を及ぼしてきた聖人たち。自らの生と死で無償の愛を示した彼らの生きざまは、教会、聖遺物、地名、絵画、音楽、文学、演劇、映画の中で、今なお息づいている。そんな聖人950余名の生涯を、広い視野と客観的視点で解説。
著者等紹介
アットウォーター,ドナルド[アットウォーター,ドナルド] [Attwater,Donald]
1892年生まれ。アルデンハイムで教育を受け、後に法律を専攻。第一次世界大戦時に中東で古代キリスト教会と接触。1977年死去
ジョン,キャサリン・レイチェル[ジョン,キャサリンレイチェル] [John,Catherine Rachel]
1926年生まれ。ドナルド・アットウォーターの次女。ケンブリッジ大学で英国古代史を学び併せてカトリック教会の典礼と歴史を研究
山岡健[ヤマオカタケシ]
1956年生まれ。東京神学大学大学院博士課程前期課程修了。日本基督教会大森教会伝道師、同大和伝道教会牧師を経て、1991年より青山学院大学宗教主任・国際政治経済学部助教授。1998年死去
伊藤悟[イトウサトル]
1965年生まれ。青山学院大学、ノースウェスタン・カレッジ、ウェスタン神学大学院、東京神学大学大学院で学び、北星学園女子短期大学宗教主任・助教授を経て、青山学院宗教部長・大学主教主任・大学教育人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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