講談社学術文庫<br> 日本文化の形成

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講談社学術文庫
日本文化の形成

  • 宮本 常一【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061597174
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0139

出版社内容情報

列島を徹底踏査し、古代文献と格闘。民俗学の巨人による興味深い遺稿の全貌。日本列島を徹底踏査した民俗学の巨人が、『古事記』『日本書紀』『万葉集』『風土記』などの古代文献を読み返し、それらと格闘の末、生まれた日本文化論。稲作を伝えた人びと、倭人の源流、畑作の起源と発展、海洋民と床住居など、東アジア全体を視野に入れた興味深い持論を展開する。長年にわたって各地の民俗を調査した著者ならではの着想を含む遺稿。(講談社学術文庫)

1.日本列島に住んだ人びと
 1.エビスたちの列島
 2.稲作を伝えた人びと
2.日本文化に見る海洋的性格
 1.倭人の源流
 2.耽羅・倭・百済の関係
 3.北方の文化
 4.琉球列島の文化
3.日本における畑作の起源と発展
 1.焼畑
 2.古代中国の農耕
 3.渡来人と農耕


宮本 常一[ミヤモト ツネイチ]
著・文・その他

内容説明

日本列島を徹底踏査した民俗学の巨人が、『古事記』『日本書紀』『万葉集』『風土記』などの古代文献を読み返し、それらと格闘の末、生まれた日本文化論。稲作を伝えた人びと、倭人の源流、畑作の起源と発展、海洋民と床住居など、東アジア全体を視野に入れた興味深い持論を展開する。長年にわたって各地の民俗を調査した著者ならではの着想を含む遺稿。

目次

1 日本列島に住んだ人びと(エビスたちの列島;稲作を伝えた人びと)
2 日本文化に見る海洋的性格(倭人の源流;耽羅・倭・百済の関係;北方の文化;琉球列島の文化)
3 日本における畑作の起源と発展(焼畑;古代中国の農耕;渡来人と農耕)

著者等紹介

宮本常一[ミヤモトツネイチ]
1907年、山口県に生まれる。天王寺師範学校卒。武蔵野美術大学教授。文学博士。日本観光文化研究所所長。1981年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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nobi

69
読書量、記憶力、観察眼、歩いてのフィールドワークが半端ない。ずんずん読める行動者らしい文体。七〇歳過ぎまで蓄積された分厚い知識、自身の体感、飽くなき問いかけから、日本古代の大陸からの文化の流入と国内伝播の姿が浮かび上がって身近に感じられてくる。海女、焼畑、筏での海上移動の様相、発掘された貢納物の荷札の木簡から読み取る渡来の経路の話…。「付 海洋民と床住居」は土間から床式へと変遷してゆく住居=人間らしい文化の形成過程を20頁足らずの内に密度濃く展開。本人作成の年譜も圧巻。目を瞠る行跡の多さ、人との出会い…。2019/10/06

i-miya

43
2013.07.10(再読)宮本常一著。 (カバー) 日本列島徹底踏査の巨人、『古事記』『日本書紀』『風土記』『万葉集』など古代文献を読み返し、格闘、生まれた日本文化論。 稲作の人、倭人の源流、畑作の起源とその発展、海洋民と床住居、アジア全体を視野にいれ、持論を展開、着想のユニークさ。 (宮本常一) 1907、山口県生まれ。 文学博士。 (解説=網野善彦) 私は宮本常一から直接の教えを受けたことは、ほとんどない。 2013/07/10

i-miya

39
2013.07.29(つづき)宮本常一著。 2013.07.28 今年路主、コトシロヌシという神、大和葛上郡(現・葛城郡)に、鴨都(かもつ)味波八重(みはやえ)事代主命という神が祭られている。 ならの山中である。 もとは鴨という部族が住む。 のち、山背へ移り、賀茂と書く。 鴨をはじめとする鳥類を捕らえることを生業とする。 土地の人は、今日、エビス神として祀る。 2013/07/29

i-miya

38
2013.07.23(つづき)宮本常一著。 2013.07.20 しかし、毛深い人は強い。 『日本書紀』神武天皇の条。 「エミシを一人、百人といえども、手向いはせず」 この夷も、大和あたりに土着していた人たちであろう。 『日本書紀』、景行天皇四十年の条、東夷の中には、「エミシ、これはなはだ強し、男女混じりて父子別なし、冬はすなわち穴に寝て、夏はすなわち巣に住む、毛を衣(し)き、血を呑みて、兄弟相疑う、山に登ること、飛獣の如く、草を走ること、走獣の如し、恩を受けてはすぐに忘れる。 2013/07/23

i-miya

37
2013.07.26(つづき)宮本常一著。 2013.07.24 コトシロヌシに告げる。 「二人の神をそちらへやりましたよ」と。 二人=タケミカヅチ、フルヌシの二人。 コトシロヌシ、そのとき、魚、釣っていた。 コトシロヌシは、海の中へ隠れた。 海の中に、八重蒼(やえあお)柴垣(ふしがき)をつくり、船(ふな)のへを踏み、隠れた(私は、無抵抗です宣言)。 このコトシロヌシを後世、人はエビス神として、まつっている。 祭る人のなかには、漁民、多い。 2013/07/26

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