河出文庫<br> 性の発禁本

河出文庫
性の発禁本

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309472430
  • NDC分類 023.8
  • Cコード C0190

内容説明

明治から昭和にかけて性表現が抑圧された時代に、表現の自由と性の解放をめざし、苛烈な弾圧に屈することなく、あの手この手で性表現を追求しつづけた人たちがいた。彼ら“活字のエロ事師たち”の果敢な生き方と仕事の内容を、発禁本蒐集の第一人者である著者が、集め得た資料を駆使し、初公開の文献からハイライトシーンをふんだんに引用しながら解きあかす。

目次

『袖と袖』
『乱れ雲』
『四畳半襖の下張』
『腕くらべ』贋作秘本『続・腕くらべ』
『江戸城大奥秘蔵考』
『フロッシー』『バルカン戦争』
『ウイーンの裸体倶楽部』『イヴォンヌ』
『蚤の自叙伝』『談性』ほか
『セックサス』
『猥褻廃語辞彙』ほか
『人間研究』
『責の話』
『凸』『凹』ほか
対談 消えなば消えん発禁本譚(吉行淳之介;城市郎)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

13
明治40年頃の作品の官能に驚く。後ろめたさやいかがわしさそのままに、発禁本の存在意義を高めようとする著者。あざとく文学的芳香を振りかけようとしない姿勢に好感が持てる。2020/01/15

冬至楼均

0
紹介されているレベルでは大したこと無いような。昔は制限がきつかったと言うことなのでしょうか。それとも…。2010/12/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/182873
  • ご注意事項

最近チェックした商品