河出文庫<br> すごい物理学講義

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河出文庫
すごい物理学講義

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309467054
  • NDC分類 420
  • Cコード C0142

出版社内容情報

わたしたちは、こんな驚きの世界に生きている! これほどわかりやすく、感動的に物理の基本から最前線まで書いた本はなかった!

内容説明

時間は存在しない、無限の終わり、ビッグバンの先にあるもの…わたしたちは、こんな驚きの世界に生きている!だれもが興奮できる究極の世界原理をあなたに。これほどわかりやすく、これほど感動的な物理本はなかった。長い物理学の歴史から導き出された最前線の宇宙観。「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」受賞の名著、ついに文庫化!

目次

はじめに―海辺を歩きながら
第1部 起源(粒―古代ギリシアの偉大な発見;古典―ニュートンとファラデー)
第2部 革命の始まり(アルベルト―曲がる時空間;量子―複雑怪奇な現実の幕開け)
第3部 量子的な空間と相関的な時間(時空間は量子的である;空間の量子;時間は存在しない)
第4部 空間と時間を越えて(ビッグバンの先にあるもの;実験による裏づけとは?;ブラックホールの熱;無限の終わり;情報―熱、時間、関係の網;神秘―不確かだが最良の答え)

著者等紹介

ロヴェッリ,カルロ[ロヴェッリ,カルロ] [Rovelli,Carlo]
1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学で物理学を専攻、パドヴァ大学大学院へ進む。その後、ローマ大学、イェール大学、トレント大学などを経て、ピッツバーグ大学で教鞭をとる。現在は、エクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いる。専門は「ループ量子重力理論」で、世界の第一人者

竹内薫[タケウチカオル]
東京大学理学部物理学科、マギル大学大学院博士課程修了。NHK番組「サイエンスZERO」など、サイエンス作家として科学の面白さを伝え続ける

栗原俊秀[クリハラトシヒデ]
翻訳家。京都大学総合人間学部、同大学院人間・環境学研究科修士課程を経て、イタリアに留学。カラブリア大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

85
この本は、私には三つの価値があった。第一は、量子論に到るまでに人類が辿った知の歴史の認識。その原点にデモクリトスの原子論を置いているのが極めてユニーク。ディラック、ブロンスタイン、ルメートルらの人柄が分かるエピソードも面白い。第二は、著者の専攻であるループ量子重力理論の解説。超ひも理論との比較など、もう少し深く知りたかった思いは残るが…。第三は、情報、熱、時間、無限などに対する物理学的な意味の再認識。それらを「量子的に理解するとはどういうことか」が、よくわかる。知的な刺激に満ちたとてもいい本だと思う。2020/05/11

やいっち

70
再読。以下は初読の際の感想: さすがのロヴェッリ。一般向けサイエンス書として一級品。「時間は存在しない」を読んで、ちょっと腑に落ちなかった方は、本書を推奨。西欧の物理学者って素養が豊か。面白く分かりやすい。敢えて日にちを費やして楽しんでいる。やはり、アインシュタインの相対性理論の論文はともかく、せめてニュートンの「プリンキビア」くらいは読まなけりゃと背中を押されたよ。2023/11/15

やいっち

62
通算三度目。改めて一般向け科学書として傑作だと確認。デモクリトスの偉大さをこれでもかと教えられた。その原子像が最新の物理学に至るまで影響し続けているとは! 90年代頃から日本でも超紐理論が流行った。我輩も関連する物理学本を読み漁った。が、LHCの観測は、超紐理論が予測(期待)する素粒子を観測しなかった…大いなる失望と落胆。が、2024/05/05

神太郎

57
久々にエキサイティング。しかし、結構ゆっくり読んだ。紀元前には原子の存在に気付いていたらしい所から基礎物理学の変遷→現代物理学に至る科学史を描き、最新のループ量子重力理論というなんじゃそりゃなものまでを紹介し、最新の物理が導く世界の姿が明らかに。これが100%正しいというのではなく、今のところはという辺り信頼がおけるし、物理の話なのに文学や哲学など文系のジャンルにも話を広げるところに作者の知識もそうだが学問は手段が違うのみで本来的に求めるところは同じ目的であることを示してくれる。2020/03/03

つっちー

54
相対性理論と量子力学というワードは、SF好きにはワクワクするワードで、その理由だけで手に取った本。 序盤は、古典物理学から相対性理論までを、結構ざっくりと解説した印象でした。 こういった系統の書籍の難しさは、数学的な証明を突き詰めて説明しても、一般的な読者層には理解できず、概念の解説にとどめても、その概念がイメージしにくいというジレンマがあると思います。 私の読解力の問題もあるのでしょうが、この本でも、その点ではうまくいっていなくて、正直、消化不良です。 またいつか、再チャレンジしてみようとは思います。2021/04/14

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