出版社内容情報
文学とは錯乱/健康の企てであり、その役割は来たるべき民衆=人民を創造することなのだ。「神の裁き」から生を解き放つため極限の思考。ドゥルーズの思考の到達点を示す生前最後の著書にして不滅の名著。
内容説明
文学とは錯乱/一つの健康の企てであり、その役割は来たるべき民衆=人民を創造することなのだ。文学=書くことを主題に、ロレンス、ホイットマン、メルヴィル、カント、ニーチェなどをめぐりつつ「神の裁き」から生を解き放つ極限の思考。ドゥルーズの到達点をしめす生前最後の著書にして不滅の名著。
目次
文学と生
ルイス・ウルフソン、あるいは手法
ルイス・キャロル
最も偉大なるアイルランド映画―ベケットの『フィルム』
カント哲学を要約してくれる四つの詩的表現について
ニーチェと聖パウロ、ロレンスとパトモスのヨハネ
マゾッホを再び紹介する
ホイットマン
子供たちが語っていること
バートルビー、または決まり文句〔ほか〕
著者等紹介
ドゥルーズ,ジル[ドゥルーズ,ジル][Deleuze,Gilles]
1925‐1995年。哲学者
守中高明[モリナカタカアキ]
1960年生まれ。詩人・フランス文学者。早稲田大学教授
谷昌親[タニマサチカ]
1955年生まれ。フランス文学者。早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 出雲神在月の謎にせまる