出版社内容情報
【目次】
内容説明
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日―”与謝野晶子以来の革命的情熱歌人”とうたわれた、鮮烈な第一歌集。なにげない日常や恋心を、みずみずしい口語表現で詠ったその歌の新しさは、文学の世界に衝撃を与えるだけでなく、社会現象にまでなった。教科書にも掲載され、今なお愛され続ける大ベストセラー!
目次
八月の朝
野球ゲーム
朝のネクタイ
風になる
夏の船
モーニングコール
橋本高校
待ち人ごっこ
サラダ記念日
たそがれ横丁
左右対称の我
元気でね
ジャズコンサート・IMA
路地裏の猫
いつもアメリカン
著者等紹介
俵万智[タワラマチ]
1962年、大阪府生まれ。大学在学中に作歌を始め、86年「八月の朝」50首で角川短歌賞受賞。87年第一歌集『サラダ記念日』を刊行。たちまちミリオンセラーになる。歌集に『サラダ記念日』(現代歌人協会賞)『プーさんの鼻』(若山牧水賞)『未来のサイズ』(迢空賞/詩歌文学館賞)など。他に評論『愛する源氏物語』(紫式部文学賞)『牧水の恋』(宮日出版文化賞特別大賞)など多数。2021年度朝日賞受賞。23年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼっちゃん
45
新装版となりサイン本があったので購入し再読。”「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ”が一番のお気に入り。またこの年になるとお父さんの歌の”「また恋の歌を作っているのか」とおもしろそうに心配そうに”というのよくわかる。【サイン本】2026/04/18
きゅるきゅるぽくと
14
俵万智さんの感性がすごい。若者らしいみずみずしい眼差しが夏の日差しのように煌いている。だれでも若々しい言葉で和歌をつくれば、彼女のような歌がつくれるかと言えば決してそうではない。若い頃に俵万智さんのような感性をもった女性と巡り合って、恋人どうしになれたらとても素晴らしい青春時代になるだろう。「我がカープのピンチも何か幸せな気分で見おり君にもたれて」、「この時間君の不在を告げるベルどこで飲んでる誰と酔ってる」なんとかわいらしい女性だろう。小生も一句「この書評がナイスと君がいったから3/24は読書記念日」2026/03/24
みじんこ
7
教科書で作者の名前を知ったが著書を読んだことはなく、新装版が出たのを機に触れてみる。古めかしい印象があった短歌とは、実はこんなに自由でいいのかと当時も今も思わされる。暮らしの中の場面を切り取り、情景が目に浮かぶように表現する力に優れている。個人的には「ハンバーガーショップの~」の勢いと思い切りの良さ、「愛持たぬ~」の「わかるなあ」という共感性、「いつもより~」の期待感とふとした時の思いの深さの表出がお気に入り。「跋」の作者の短歌の新しさは「現代の女性の気持ちのほんとうの部分が、ふっと露出している」に納得。2026/04/12
二人娘の父
4
初めて読みました。あふれる感性。するどい知性。止められない想い。俵万智さん、すごいです。2026/04/16
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- 和書
- 音の記憶




