内容説明
本書で紹介する熟成ケーキは、古くから伝わる伝統菓子をヒントに、日本の風土に合わせた素材や熟成方法を考え、生まれたレシピです。今日よりも明日、明日よりも明後日と、時間をおくごとに素材の風味が生地に移っていき、熟成味が作られます。
目次
1 ベイクドタイプ(ダークケーキ;黒ビールケーキ;オレンジアプリコット ほか)
2 スチームタイプ(クリスマスプディング;フレッシュレモン;抹茶パイナップル ほか)
3 イーストタイプ(シュトーレン;ババ;ライ麦スパイスババ ほか)
著者等紹介
磯貝由恵[イソガイヨシエ]
パリのリッツ・エスコフィエをはじめ、フランス各地で料理、製菓を学ぶ。滞在中に触れたクリスマス文化をきっかけに、ヨーロッパ各地に伝わる伝統菓子に惹かれる。独自のレシピのクリスマス用熟成ケーキは、25年以上焼き続けている。現在、家庭料理ならではのおいしさと調理方法を追求し、日々の食生活に取り入れやすいレシピを提供している。料理教室「エコール・ド・ガストロノミ・ラフィネ」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よこたん
35
作ってすぐ食べるのではなく、じっくり寝かせて熟成させて頂くケーキを紹介。焼くタイプ、蒸すタイプ、イーストを使うタイプがあるが、何でそんなに日持ちするのかの疑問が解消。仕上げに、アルコールを塗る、シロップをしみ込ませる、しっかり密封するとのこと。私が長年ずーっと気になっているクリスマスプディング(3ヶ月はもつらしい)、一度でも食べたことある方の感想を聞いてみたい。おいしいのだろうか…。食いしん坊としては、すぐ食べずに味がなじむまで待ってからなんて、きっと我慢できないわ。どれも大人用という印象かな。2024/01/07