PHPサイエンス・ワールド新書<br> “図解”鉄道の技術

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PHPサイエンス・ワールド新書
“図解”鉄道の技術

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  • サイズ 新書判/ページ数 357p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569810669
  • NDC分類 516
  • Cコード C0265

出版社内容情報

13年3月、「はやぶさ」が遂に最高時速320kmに達する。鉄道の技術の基本から最先端まで、また鉄道システムの輸出の現状も解説。

内容説明

フランスなどと違って環境基準の厳しい日本で営業最高時速320kmを実現するには、経済性・安全性・快適性も含む多くの課題をクリアするための技術が重要になる。本書はその技術を解説するほか、世界初・蓄電池と軽油を併用するハイブリッド気動車、地震による被害を防ぐ「ユレダス」など、知っておきたい鉄道技術を網羅。さらに世界の鉄道の現状や国内外の車両メーカーも紹介する。

目次

第1章 国内外の高速鉄道最新事情
第2章 高速走行を実現する技術
第3章 安全性を支える技術
第4章 強固なインフラを構築する土木技術
第5章 快適性を求める技術
第6章 車両メーカーと世界の未来地図

著者等紹介

秋山芳弘[アキヤマヨシヒロ]
1953年、岡山県西大寺市生まれ。1976年東京大学工学部卒業後、日本国有鉄道に入る。日本鉄道建設公団、(社)海外鉄道技術協力協会を経て、現在、日本コンサルタンツ(株)に所属。世界30ヶ国以上で鉄道コンサルティングを行なうとともに、海外の鉄道情報を幅広く紹介する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴァン

5
海外に比べて日本の鉄道はどのくらいの水準に位置しているのか、そんなことがこの本を読み終えると把握できる。高速鉄道の技術開発の経緯、車両形状や動力のしくみ、安全に走行するための軌条の構築などについて図版を駆使しながら、分かりやすく解説する。2018/11/10

issy

0
車両の駆動方式、足回り、パンタ、レールから運行管理や列車制御、トンネルや橋梁の土木建設技術に至るまで、日本の鉄道に関する幅広い技術のエッセンスがギュッと詰まった濃い新書。新幹線の開業以来の安全性は、インフラ設計方針から車両制御システム、運行ルール、保守など数多くの施策の組み合わせで保たれていることがわかる。2014/08/31

いえのぶ

0
日本の電車を中心とした鉄道の技術を素人にも理解できるように解説している。タイトルから推測できるようにとっても真面目な方が書いていると思う。鉄道の安全性や快適性を支えている電車だけにこだわらない様々な技術を紹介している。2014/06/25

Teo

0
この手の鉄道技術系の本をしばらく読んでいなかった為にそろそろまた新しい物がたまっている頃だろうと思って久しぶりに買った。漫然と思ってはいたが、新幹線の速度向上はめざましい。子供の頃に馴染んでいたのが210km/hなのだからあの時代よりも100km/h以上も速くなっている。つまり、相対速度は歩いている人と100km/hで走っている車との違いほどもあるのだ。比較してみたら驚きだ。2013/06/25

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