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出版社内容情報
大ヒットドラマの脚本はどうやって生まれるのか。人気脚本家が体験をもとに初歩から応用までの技術を惜しみなく綴る初の脚本指導書。
尾崎 将也[オザキ マサヤ]
1960年兵庫県出身。1992年に第5回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。『結婚できない男』『梅ちゃん先生』『お迎えデス。』等多数のヒットドラマの脚本の他、2010年には映画監督デビューも果たす。
内容説明
大人気脚本家が経験から培ったヒットにつなげる勉強&思考術!!
目次
第1章 これを知っているかどうかでスタート地点で大きな差がつく
第2章 「脳内の畑」にインプット―何を?どうやって?
第3章 「インプット」したものを「アウトプット」に変換する方法
第4章 プロ脚本家の毎日とは/プロになる三つの道筋
第5章 ここに注意すれば脚本がすぐにレベルアップ
終章 面白い!と言われる脚本を書くために必要なこと―尾崎将也と脚本家志望者との座談会
著者等紹介
尾崎将也[オザキマサヤ]
1960年兵庫県西宮市生まれ。1992年「屋根の上の花火」で第五回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。その後多数のTVドラマ&映画の脚本を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イリエ
21
自転車に乗る角度より、乗り方を教えてくれる本でした。いわく、脳内の畑を育てろと。映画を分析して、人間観察にはげむ。シナリオライターの仕事そのものも垣間見える内容で、この手のものとしては新鮮でした。2020/11/21
みっき
12
結婚できない男を書かれた尾崎さんの本。自身もシナリオの先生をされている。シナリオについてのブログをまとめたもの。まだ基礎的な事が終わっていない私には早すぎたかもしれない。が、映画の名作100を知れただけでもラッキーだった。 年末年始の休みに名作100の何作品かを観てみた。晩春が最高すぎた。絶対自分では選ばない作品です。出会えさせてくれて感謝。2021/01/04
Automne
12
アナログとデジタル、物語論にとどまらない経験則。自分が意識的に記憶するというよりも、醸造された頭の中の畑を耕し、作物を育てるということ。分かりやすい比喩で、経験しなければ分からぬことを教えてくれた、大事な本でございます。2020/06/24
緋莢
9
P(成果)/PC(目標達成能力)のバランスを理解し、「何を」、「どのように」、「どれぐらい」インプットすればいいか?「三年」という期間を基準にして名作映画鑑賞とその分析、ストーリーの作り方、そして、プロ脚本家になるための 三つの道筋などを、著者が経験から培った勉強&思考術を明かす。2017/05/13
ミタカノミタカ
6
脚本を書くつもりはないけれど、何か役に立ちそうだと感じ手に取った。「作品を分析する具体的な方法」「インプットをアウトプットに変換する方法」「プロの脚本家になるための諸注意」といった構成で書かれている。前半の分析云々についてはかなり有用で、脚本に限らずあらゆる分野での応用が可能だと感じた。後半にいくほど専門的な話になっていくので、自分としては半分の内容でいいかな、と思った。3年という数字も、でまかせでなく現実的な目標として定められているので、全体的に好印象だった。2016/12/07