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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shimaneko
12
もう長いことハヤカワSF文庫版でしか入手できなかった名作『阿呆船』を2024年の今になってこの大判で再読できるとは。伝説の同人誌初出の『一角獣にほほえみを』もようやく読めたし。それ以外の7編は全部既読で単行本も持ってるけど、「傑作短編集」の名に恥じない素敵なチョイスで大満足。河出書房新社グッジョブ♡ 次は森脇真末味の総特集なんてどうでしょう?双子シリーズもぜひ復刊していただきたくw2024/06/21
みのにゃー
8
短編集。表題作他『金剛樹』『レギオン』『阿呆船』『バナナ・トリップに最良の日』『羅陵王』『塵の天使』『一角獣にほほえみを』とスケッチを収録。未読作品が載っていてうれしい。『レギオン』(怪獣にも付けられた名前。軍団兵の意味らしい)が好き。デビュー前に同人誌が初出の『一角獣』がすごい。人間の愚かさを描きながら慈しみや救い・ユーモアを感じる作品群。2024/06/01
やご
4
先月末に行ってきた「佐藤史生 原画展」のお土産です。一般での発売日前に特別販売でした。そういうの、わたし、初めて。2010年に亡くなった漫画家・佐藤史生の短編集です。8編収録。「佐藤史生の作品は大方読んでたんじゃなかったけ、全部既読作品かもしんないけど、佐藤史生読むの、久しぶりだからまあいいか。」とか思って買ったんですけど、『レギオン』・『阿呆船』・『一角獣にほほえみを』は初めてでした。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1534.htm2024/06/09
冬峰
3
初佐藤史生。なるほどこういうロマンス系のSFを描く人なのか。『金星樹』の時間の流れの差はよくあるネタだけど、永遠に抱き合ってるところを観察されるのはちょっとシュールかも…。『塵の天使』、ラストで彼女が「あなたが真に望んだとおりのものになる」と言って主人公そっくりになるということは…。2024/09/15
sakurayasuko
3
すごく懐かしいけど 今読んでも新しい未来の話2024/06/12