内容説明
医療現場で「正しい判断」は不可能である。不確実な状況下での意思決定はいかに行なわれているか?光も影も知りつくした、救急医療の第一人者による、静かなる革命。医療従事者と患者は、このようにして「納得」にたどりつく。
目次
第1章 「病気」とは何か
第2章 医療はどう移り変わってきたか
第3章 医療を哲学する―現象学と言語ゲームを手がかりに
第4章 新たなパラダイムの芽
第5章 「正しいと確信する判断」はいかにして可能か
第6章 これからの医療のかたち
著者等紹介
行岡哲男[ユキオカテツオ]
1951年、大阪府生まれ。東京医科大学名誉教授。東京医科大学病院院長、日本救急医学会、日本熱傷学会の会長・代表理事を歴任。米国熱傷学会Evans教授記念賞受賞。米国外傷外科学会・名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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