出版社内容情報
太古の原生生物から無脊椎動物、植物から動物まで……なぜ自然界はこんなにも美しいのか? 博物学者ヘッケルが描いた驚くほど精緻な《芸術的な生物画集》、待望の刊行! 荒俣宏氏推薦!
内容説明
系統発生は個体発生を繰り返すという「生物発生原則」を主張し、系統樹を初めて発案し、ダーウィンの進化論を強力に支持したドイツの博物学者エルンスト・ヘッケル(1834~1919年)。画家を志したこともあるヘッケルが、対称性と秩序をテーマに描いた本書は、ヘッケルの思想を表わす集大成となっている。また、その息を呑むような美しさから、アール・ヌーヴォーやユーゲントシュティールといった20世紀初頭の芸術や建築にも大きな影響を与えた。放散虫や珪藻類、植物などの精緻な100枚の図版が、見たこともなかったような生物の「かたち」の世界へと読者をいざなう。
目次
ヘッケルの詳細な図版を鑑賞するための短い説明
エルンスト・ヘッケル―科学者のなかの芸術家
詳細な図版
略年譜
詳細な図版のリスト
著者等紹介
ヘッケル,エルンスト[ヘッケル,エルンスト][Haeckel,Ernst]
1834~1919年。ドイツの生物学者、哲学者。個体発生は系統発生を繰り返すという「生物発生原則」を主張し、ダーウィンの進化論を強力に支持した
小畠郁生[オバタイクオ]
1929年、福岡県生まれ。理学博士。国立科学博物館地学研究部長、大阪学院大学国際学部教授を経て、国立科学博物館名誉館員
戸田裕之[トダヒロユキ]
1954年、島根県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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更紗蝦
りー
石油監査人
花林糖
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