黒魔術がひそむ国―ミャンマー政治の舞台裏

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黒魔術がひそむ国―ミャンマー政治の舞台裏

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309249797
  • NDC分類 312.238
  • Cコード C0036

出版社内容情報

謎多きミャンマー政治を、当地の暮らしにいきづく占い文化を梃子にスリリングに描くノンフィクション。高野秀行氏、工藤年博氏推薦!

目次

1 誕生日は国家機密(生年月日とオカルト;黒魔術を除けるには… ほか)
2 アウンサンスーチーと占星術(アウンサン将軍も惹かれたスピリチュアル世界;予言「スーチーは国家指導者になる」 ほか)
3 ネピドー遷都の謎(遷都のキーワードは数字の11;なぜヤンゴンが首都ではダメなのか? ほか)
4 「呪いの人形」とクーデター(計画の背後に「黒魔術師」;ネウィン一家が最も恐れた「ネウィンの死」 ほか)

著者等紹介

春日孝之[カスガタカユキ]
1961年生まれ。ジャーナリスト、元毎日新聞編集委員。1985年に毎日新聞社入社。95~96年、米国フリーダムフォーラム財団特別研究員としてハワイ大学大学院(アジア・中東史)に留学。ニューデリー、イスラマバード、テヘラン支局などを経て2012年よりアジア総局長。翌年ヤンゴン支局長を兼務。18年退職。ボーン・上田記念国際記者賞で四回の候補(イラン、ミャンマー報道でそれぞれ最終候補)。イラン報道では早稲田ジャーナリズム大賞最終候補。著書に『アフガニスタンから世界を見る』(晶文社、日本エッセイスト・クラブ賞最終候補)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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榊原 香織

90
”タマリンドの葉を食べ、北をむき、マイケルジャクソンのBeat Itを歌え” ある有名占星術師が指示したヤダヤ(厄除け) 笑った。 オカルト的なものが跋扈するミャンマー社会。政治家にとって誕生日は国家秘密 黒魔術に使われる恐れがあるから。 まあ、日本だって平安時代はね、戦国武将だって誕生日秘密にしてたし。 面白いけどますますわからない国2021/06/01

サアベドラ

46
闇に包まれたミャンマーの政治世界を、黒魔術や占星術、数秘術などから読み解く。2020年刊。著者は元毎日新聞アジア総局長。日本にもおまじないや縁起担ぎのようなものもあるが、ミャンマーではそれらが国家レベルで浸透しており、現在も政治や社会を動かしている。国家元首は黒魔術を恐れて正確な生年月日を公表せず、著名な占星術師の予言が国民に絶大な影響力を持ち、ネピドー遷都の日時や道路の本数まで数秘術によって決められたという。ミャンマー政治の入門的な内容にもなっており、直近の政変の構図を理解する手助けにもなる。オススメ。2021/02/22

くさてる

23
ミャンマーという国を、その国の根底に流れる民間信仰から分析し、解説したノンフィクション。複雑極まりないビルマの暦、黒魔術を恐れて実際の生年月日を明らかにしない政府の要人、占星術や吉凶の兆しに左右される政治勢力……ミャンマーについては通り一遍の知識しかなかった私には、知らなかったことばかりで刺激的で面白い内容だった。と言っても興味本位な内容ではなく、著者のジャーナリストとしての姿勢や見識が感じられる良質な視点の本だったと思う。読み応えあります。2020/12/02

和草(にこぐさ)

16
今の時代に呪術なんて…と思いながら読んでいましたが、ミャンマーでは政治にも呪術を取り入れているとは!2021/04/18

臓物ちゃん

14
仏教徒の黒魔術攻撃にキリスト教徒は断食で対抗!占星術と数秘術が今なお政治の根幹を占めるマジックワールドとしてのミャンマーの実態を、元毎日新聞記者が執念によって詳らかにした驚異のノンフィクション。いまクーデターでヤバいってんで読んでみたが……ヒャ〜!東アジア近現代史の裏にどろどろと流れる暗黒のマグマが熱すぎる。「軍事政権延命のために占星術を使って極秘に遷都」とかマジかい。「仏教は絶対真理だけど科学はちょっとアレじゃん?」という感覚が常識の国のシステムを知ることで、世界への認識がグンと広がる一冊。2021/02/06

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