ヘコんでも折れないレジリエンス思考―復元力に富む「しなやかな心」のつくり方

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309246819
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

大きな挫折や逆境を経験しても、折れずに立ち直れる人の思考特性を明らかにし、心の回復力、すなわちレジリエンスを手に入れる書!

【著者紹介】
1949年生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。医学博士。専門は健康心理学、認知行動カウンセリング。筑波大学大学院教授などを経て、現在、埼玉学園大学人間学部教授。同大学院心理学研究科長。

内容説明

仕事でつらい立場に追いやられたとき、あるいは大切な人を失ったときなど、強いストレスにさらされれば誰でも一時的に心が弱ってしまいます。では、そこで折れることなく回復するための思考法とはいったいどんなものなのか。わかりやすい事例をあげ、誰でも実践できる方法を解説します。

目次

1 レジリエンスとは何か―打たれ強さの本質を知る
2 冷静さを身につける―つねに自分を見失わない思考とは
3 柔軟性を養う―危機を危機と決めつけない思考とは
4 楽観性を機能させる―置かれた状況を的確に把握する思考とは
5 自信力を育てる―「無理だ」が「できる」に変わる思考とは
6 人間力を高める―コミュニケーションから自分を強くする思考とは
7 回復力を鍛える―逆境でも前向きに舵をとる思考とは
8 日本人のレジリエンスを強化する―いま見直すべきウィークポイントとは

著者等紹介

小玉正博[コダママサヒロ]
1949年生まれ、東京教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。埼玉学園大学教授。筑波大学名誉教授。埼玉学園大学人間学部長、同大学院心理学研究科長、臨床心理カウンセリングセンター長もつとめる。専門は臨床心理学、健康心理学、認知行動カウンセリング。大学で教鞭をとるかたわら、臨床心理士としてカウンセリングに従事、レジリエンス能力を引き出すための心理資源を育成する科学的取り組みを進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taka

40
へこんでも折れないというタイトルに惹かれて手に取った図書館本。特に真新しい発見はなかったが、この手の本は定期的に読むと気持ちの切り替えスイッチが入るので、栄養剤的な使い方がいいかな。6つのキーワード、「冷静さ」「柔軟性」「楽観性」「自信力」「人間力」「回復力」は意識してみよう。2019/06/20

おおにし

13
最近よく耳にするレジリエンスとは、外圧を跳ね返してストレス状態から健全な状態へ回復する力のこと。レジリエンスは持って生まれた資質による部分が大きいが、ちょっとしたコツで十分高めることは可能だそうだ。さて、そのコツについてだが、どこかの自己啓発本でみたような内容ばかりで、私には目新しいものはなかった。2016/10/06

kei

11
レジリエンス思考チェックリストというものが載っていたのでやってみたら見事に「低い」と出ました。この結果を踏まえて、本著に書かれていた『「機能しない楽観性」に陥らず 「機能する悲観性」を目指す』を心がけたいです(^^;)2018/03/06

kco

4
2018-44。頑張れる力が欲しい。「予期不安が強い。だが、それは本当になるとは限らない」「何事も必ずできると信じる。正しく問え」「機能する悲観性を身につける。最悪ダメでも死なないから大丈夫」「善と悪の間には『間違い』がある」「私たちの最大の弱点は諦めることだ。成功するための最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ」「今日はすぐ過去になる。明日をどんな1日にして、どう自分を高めるかを考える」て、キングカズやっぱすごい!『機能性悲観』楽観的になるのは難しいかもだが、こっちならできるかも。2018/06/09

伊室茨

3
ここ数ヵ月の我が身を振り返ってどうしたらストレス耐性が上がるものかと考えていたときにレジリエンスと言うワードを知っていたので、手に取った一冊。どんな逆境でも正面からその事実に向き合って、教訓や対策を講じ、回復していくー昨今のストレスフルな社会において個人として必須の能力になりつつあるのは言うまでもない。私は精神安定剤として、そしてストレス耐性の教科書として利用していこうと思う。先ずはメタ認知が出来るようになろうかな。2020/01/19

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