内容説明
バランス感覚をもって欧米の架け橋を目指すイギリスと、世論が偏りがちでアジアの孤児になりかねない日本。在英16年、あたたかく厳しい目で祖国を見続ける著者が、日本にいては気付かないその違いを浮き彫りにする。
目次
第1章 進化する多民族国家イギリス
第2章 変わりゆくイギリスの市民社会
第3章 自由な批判精神が国を育てる
第4章 国家に必要なバランス感覚
第5章 イギリスから見た日本人の危うさ
第6章 日本はどこへゆくのか
著者等紹介
渡辺幸一[ワタナベコウイチ]
エッセイスト、歌人。1950年北九州市生まれ。73年北九州市立大学外国語学部卒業。90年イギリスに移住。以来、一貫してロンドンの金融街シティに勤務。現在、英系銀行の財務アナリスト。渡英後、文筆活動を開始、93年朝日歌壇賞、95年角川短歌賞、97年北九州市民文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 東京の美しいお花屋さん