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内容説明
アニタは恋をしていた。それも人狼のリチャードと―。久しぶりの本物の恋に胸ときめかすアニタだったが、タフな仕事ばかり舞いこんでくるのは相変わらず。せっかくちゃんとしたデートだったのに、寒い山中に惨殺体を見にいく羽目になってしまう。そこには未知なるシェイプシフターの、不気味な犯行の痕があった!一方、旧友アーヴィングの頼みで、リチャードの属する獣憑きの群れの厄介事も請け負うことになり…。危険続きのうえに、あのマスター・ヴァンパイア、ジャン=クロードの激しい嫉妬までが、アニタとリチャードに襲いかかる!大人気シリーズ、注目の第3弾。
著者等紹介
ハミルトン,ローレル・K.[ハミルトン,ローレルK.][Hamilton,Laurell K.]
アメリカ・アーカンソー生まれ。幼いときに母を交通事故で亡くし、祖母に育てられたが、祖母の影響でヴァンパイアに興味を持ちはじめる。大学で文学と生物学を学び、動物保護施設でボランティア活動をしながら執筆活動を続け、1994年ついに『十字の刻印を持つふたり』(ヴィレッジブックス)でデビューを果たす。現在は夫、娘とともにミズーリ州在住
小田麻紀[オダマキ]
横浜出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoko
14
この異様な設定にもすっかり慣れましたが‥‥‥狼、鼠、豹、蛇?そして白鳥やハイエナなど、シェイプシフターにもいろいろあるんだなーと感心しきり。加えてヴァンパイアにアンデッドに魔女、この世界なんでもありか?というとそうでもなくて警察と民間の線引きは明確。ストーリーもアクション、ホラー、ミステリー、そしてロマンス少々のごちゃ混ぜ混沌状態。でもそれが面白い。ちなみに私はエドワードだな、今んとこ。2015/07/05
youyou88
10
ヴァンパイアハンターのアニタ・ブレイクシリーズ3。 今回はアニタがモテモテで…。 シティマスターのヴァンパイア、ジャン=クロード、人狼のリチャード、双方から求愛を受ける。 吸血鬼と人狼だったら、吸血鬼がいいな~。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11346601732.html2023/01/18
アカツキ
4
アニタ・ブレイク・シリーズ3作目。獣憑き関連の事件が起き、否応なしにパワーゲームに巻き込まれてしまう。事件はいつものハードな展開で面白いけれど、ロマンス面でも吸血鬼と人狼の三角関係にニヤニヤ。大型ワンワンなリチャードが可愛い!一番好きなのはアニタと同業者の死神エドワードなんだけど。2018/04/05
mo'_'co
4
やっと!ジャン=クロードと少しは進展した感じになった3作目。リチャードは嫌いじゃないけど、個人的にはやっぱりジャン=クロードとの仲に進展が欲しい。そして、今回もボロボロなアニタ(^^;; こんだけ毎回、傷だらけになっては命がいくつあっても照ない感じ… 前半の"ガーゴイル"の件にはちょっと笑えた。鼠だ、蛇だ、白鳥だ、って出てくるならガーゴイルが居ても不思議じゃないのか?! でも、違和感ありまくりだな〜 4作目もジャン=クロードとの更なる関係に期待♪2018/01/20
たまえ
3
モテるのにまっとうな男が周りにいないヒロイン…と思いきやアニタもどんどん過激な方向へ行っちゃっている気がしてならない。どうもリチャードとはうまくいきそうに思えないんだけど・・・2010/10/19