出版社内容情報
第二次世界大戦中、見つかれば殺されることを承知でユダヤ人を助けた一般市民たち。困難を乗り越える人間の力に勇気を得る貴重な証言
内容説明
なぜ彼らはユダヤ人を助けたのか。戦時中、命を賭してユダヤ人を助け、人としての心を守り抜いた一般市民たちの記録―!
目次
1 救出の物語―ユダヤ人はこうして助けられた(マダム・マリーの教え―フランス;それが正しいと思ったから―オランダ;怒りに駆られて―オランダ ほか)
2 ル・シャンボン村で―愛のことばを理解した人びと(ル・シャンボン村の場合;勇気へのメッセージ―フランス;あるドイツ人士官の存在 ほか)
3 思いやる勇気―鐘は汝のために鳴る(ホロコーストの意味;英雄的行為の見本;「正義の人びと」について問う ほか)
著者等紹介
リトナー,キャロル[リトナー,キャロル] [Rittner,Carol]
アメリカ合衆国ホロコースト記念委員会顧問。エリ・ウィーゼル人道基金理事長。ニュージャージー州リチャード・ストックトン大学教授(宗教学)。シスターズ・オブ・マーシイ(カトリックの修道女会)のシスター。ユダヤ・キリスト教関係史の専門家で、ホロコーストをめぐる国際会議の主催や、ドキュメンタリー映画の制作など、ホロコーストの研究と啓蒙に20年以上携わり、ナチスの非ユダヤ人犠牲者に関する国際会議なども行なっている
マイヤーズ,サンドラ[マイヤーズ,サンドラ] [Myers,Sondra]
人文科学州会議全米連合会会長。コネチカット大学主催の国際的教育事業「民主主義は討論」プロジェクト主任。全米の芸術、人文科学、教育の推進事業に携わり、執筆や講演など幅広く活動している
食野雅子[メシノマサコ]
翻訳家。1966年国際基督教大学卒業。同大広報部、サイマル出版会を経てフリーの翻訳家に。小説、ノンフィクションのほか、児童書など訳書多数。ブックデザイナーの出原速夫と共に山梨県の八ヶ岳山麓に「ターシャ・テューダーミュージアムジャパン」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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