東京の地名―地形と語源をたずねて

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309226057
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0039

出版社内容情報

山手線、都心部、下町から武蔵野、奥多摩、伊豆諸島まで、全東京都の気になる地名を考える。全国の類似地名との比較も面白い。

【著者紹介】
1944年生まれ。民俗研究家。 著書に、『サンカの真実 三角寛の虚構』『葬儀の民俗学』『新・忘れられた日本人』『サンカの起源』『猿まわし 被差別の民俗学』など。

内容説明

東京には魅力と謎に満ちた地名がたくさんある。山手線、都心部、中央線、下町、武蔵野、奥多摩、伊豆諸島の島々…と、東西南北、東京都全域の気になる地名を正面から考える。

目次

第1章 山手線の駅名由来記
第2章 都心部の気になる地名
第3章 中央線に沿って
第4章 地名は化ける
第5章 下町地名散歩
第6章 地名でさぐる武蔵野の暮らし
第7章 奥多摩山村誌
第8章 東京都・島名小辞典

著者等紹介

筒井功[ツツイイサオ]
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続けている。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

7
東京各地の地名の語源について史料に基づいた考察がされています。全国各地の似たような地名や由来との比較がされており、その数の多さに驚きました。2015/06/23

ちゃこ

5
【目次】 第一章 山手線の駅名由来記/ 第二章 都心部の気になる地名/ 第三章 中央線に沿って/ 第四章 地名は化ける/ 第五章 下町知名散歩/ 第六章 地名でさぐる武蔵野の暮らし/ 第七章 奥多摩山村誌/ 第八章 東京都・島名小辞典  /[2014ー045]2014/03/25

ソウ

2
地名は圧倒的にその地形に由来するものが多い。その他、人名、建物、動植物などなど。印象に残ったのはダイダラボッチから採った「代田」、もののけ姫じゃん!2014/03/15

Taq Asaq

1
図書館で目に留まって借り、ちょっとずつ読み進めた。やっぱり地名って気になるし、面白い。地名研究は、「これが答えだ」とはっきり判定できる基準はないし、研究者の数だけ説があり、いかにもなモノから、まったくのトンデモ説まで、これまた幅広い。本書の筆者は元共同通信記者ということで、資料を突き合わせて比較しながら、穏当な考察を繰り返していたのは好感が持てた。個人的に好きだったのは、「これが答えだ」という提示よりも、「古すぎる地名はほとんど由来を求めることが不可能」と認めていることだ。そりゃそうだろうね。穏当で良い。2025/05/11

U-G.Kintoki

1
悪くはないけど微妙かなあ。学術的には掘り下げ不足を感じるし、かといってエンタメにもなってないからなんか半端な感じがする。2021/03/13

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