出版社内容情報
中国を代表する作家が『ニューヨーク・タイムズ』など海外メディアに発表した社会批評集。中国社会やネットのリアルを知る最適の書。
内容説明
陳情と法律、検閲、海賊版、毛沢東、PM2.5、愛国主義、文化大革命…最も過激な作家が海外で発信した知られざる真実。
目次
陳情、法律、安定維持
中国の検閲制度の諸相
私は海賊版を容認する
毛沢東は怒っている
我々が彼らを教育する
中国における権力の傲慢な態度
私は法を犯している
私の健康診断書
拉致された愛国主義
ネット上のデマの台頭〔ほか〕
著者等紹介
余華[ユイホア]
1960年中国杭州生まれ。現代中国を代表する作家の一人。幼少期に文革による社会の大変動を経験する。78年地元の診療所で歯科医として勤務しはじめる。88年から魯迅文学院などの創作班に学び、北京で天安門事件に遭遇する。中短篇集をいくつか発表したのち、91年の『雨に呼ぶ声』で長篇デビュー
飯塚容[イイズカユトリ]
1954年生まれ。中央大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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