たのしい保育園

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

たのしい保育園

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文はお受けできません。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309039619
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

毎日同じことを繰り返しながら、刻一刻と変化していく、子どもとの時間と記憶。二歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりを歩く。かけがえない瞬間を描く、新世代の「父」小説。

著者等紹介

滝口悠生[タキグチユウショウ]
1982年、東京都生まれ。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞し、デビュー。15年『愛と人生』で野間文芸新人賞、16年「死んでいない者」で芥川賞、22年『水平線』で織田作之助賞、23年に同作で芸術選奨文部科学大臣賞、23年「反対方向行き」で川端康成文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pohcho

61
保育園に通うももちゃんとももちゃんのお父さんの日常。 「いつでもどこでもなにに対しても世界と一対一で関係を結ぶ」ももちゃん。今この時を生きる子どもの、かけがえのない瞬間の集積がキラキラと輝いている。どんどん成長して、すぐに忘れていってしまうのだけど、何気ない日々のなんと愛おしいことかと。けんかするももちゃんとあみちゃんの間に入るふいちゃんがめちゃ可愛かった。ももちゃんが「も」の字をお母さんにあげるところも好き。2025/08/04

竹園和明

40
2歳児ももちゃんを保育園に送るお父さんと、ももちゃんの保育園での日々などを綴った作品。文筆業であるお父さんが感じた事を、噛み砕いた文章で綴る。車ではなくのんびり歩きながらご近所さん達と会話したり、帰りは公園の芝生に寝転んだりしながらゆるく送り迎えする日常だ。お父さんはこの幼く穢れなき小さな命を守りながら、日々成長するももちゃんとの毎日を生きているんだね。それは凄く幸せなこと。そうしていつの日か、お互いに感謝し合う日が来るのです。おーい!真っ直ぐ元気に生きて行くんだよ!ももちゃん!。2025/08/11

niisun

38
男性目線での育児の話がひたすら続く小説として思い浮かぶのは、堀江敏幸さんの『なずな』。堀江さん同様、芥川賞作家である滝口悠生さんが描く保育小説(そんなジャンルがあるのかわかりませんが)もなんとなく佇まいが似ている気がします。日々繰り返される保育園の送り迎えや公園での些細な出来事が、園児のももちゃんのパパの視点や思索を軸に綴られています。未就学児の育児から距離が近い人には共感度の高い話。ただ、語り手や話の切り替えが曖昧で、切れ目なく続いていく滝口さんの独特な文体はなかなか疲れました。短編集で良かった(笑)2025/06/19

さちこ

33
今の自分にはあわなかった。2025/06/03

ベル@bell-zou

28
ついふふふと頬がゆるんでいた。ももちゃんのお父さんがももちゃんを通して語るたくさんの言葉はとても哲学的。ももちゃんのおともだちのお父さんお母さん、ももちゃんの保育園の保育士さん、ももちゃんとの散歩道で知り合う人、犬。子どもたちの自由さと奔放さの尊さ。それが次第に整っていく寂しさ。長すぎるコメントを連絡帳に送りアプリエラーにしてしまうお父さんいいなぁ。長閑な公園の空の下で厄災と戦争に思いをはせるももちゃんのお父さんのそれとは言わない祈りが胸に届くよう。微笑ましさがなんとも心地良い本だった。…守らなくちゃね。2025/07/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22571244
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品