たのしい保育園

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たのしい保育園

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309039619
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

毎日同じことを繰り返しながら、刻一刻と変化していく、子どもとの時間と記憶。二歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりを歩く。かけがえない瞬間を描く、新世代の「父」小説。

著者等紹介

滝口悠生[タキグチユウショウ]
1982年、東京都生まれ。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞し、デビュー。15年『愛と人生』で野間文芸新人賞、16年「死んでいない者」で芥川賞、22年『水平線』で織田作之助賞、23年に同作で芸術選奨文部科学大臣賞、23年「反対方向行き」で川端康成文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

J D

92
 子ども「ももちゃん」への愛が溢れていて、親の愛の深さに敬意すら表したくなるような作品。ただ、滝口悠生さん独特の「あれ!?この文書の主語は誰!?」文体により、慣れていないと戸惑うが、慣れてしまえば楽しく読める。因みに「長い一日」でこの滝口文体に親しむ訓練!?を私は積んだ。いずれにしても「ももちゃん」への愛は作品中に何度その名前が登場するかでも伝わる。多分700から800回は出てくるのではないか。誰か数えてみてほしいな。最終章「名前」がこの作品の締めとしてすこぶる良かった。2025/09/21

ちゃちゃ

78
この世に誕生し、立って歩き、言葉を獲得し、次第に社会に適応していく。子の成長は相反する二つの側面を持つ。育まれていくものへの新鮮な驚きと感動。失われていくものへの哀惜と寂しさ。保育園に通う二歳のももちゃんとお父さんの織りなす日々。何げない日常がなぜこれほどまでに愛おしいのか。刻々と変化する成長の過程は、かけがえのない一瞬の積み重ねでもある。幼い子の視点に立ち、心を汲む(想像する)ことの豊かさと大切さを思う。子から学び、子が親の世界を広げてくれることもある。真摯で繊細な筆致。滝口さん、なかなかなの筆巧者だ。2025/11/26

pohcho

65
保育園に通うももちゃんとももちゃんのお父さんの日常。 「いつでもどこでもなにに対しても世界と一対一で関係を結ぶ」ももちゃん。今この時を生きる子どもの、かけがえのない瞬間の集積がキラキラと輝いている。どんどん成長して、すぐに忘れていってしまうのだけど、何気ない日々のなんと愛おしいことかと。けんかするももちゃんとあみちゃんの間に入るふいちゃんがめちゃ可愛かった。ももちゃんが「も」の字をお母さんにあげるところも好き。2025/08/04

chimako

63
芥川賞作家が書くと子育ても保育園も理屈っぽくて面白くなる。3歳組に通うももちゃんとおとうさんの日々。0歳2ヶ月で保育園に入ったももちゃんが同じクラスのふいちゃんやあみちゃんや保育士の先生たちとがっつり触れあいながら赤ちゃんから幼児になっていく。それを注意深く観察眼を持って見続けるおとうさん。朝の送り、夕方のお迎え。送りの作業、お迎え時の様子。ママ友パパ友。ももちゃんがいたからこそのご近所さんとの関わり。自分の子育ては遠い昔とあまりの必死さで記憶が曖昧。今、孫の成長に物語を重ねる。子どもは可愛いなぁ。2025/12/02

Karl Heintz Schneider

52
2歳の娘を優しく見守る自宅勤務の父親の物語。忙しい母親に代わり保育園の送り迎えをする毎日が描かれている。楽しそうな表紙絵に惹かれて手に取ったが思っていた内容とは違っていた。内容と言うより文章?説明口調が延々と続き前触れもなく視点が変わったりして混乱することしばし。悪く言えば文章にメリハリがない。文字をギュっと詰め込んだ論文を読まされているみたい。総ページ数は215と少ないものの数ページ読んだだけで、どっと疲れてしまう。初読みの作家さんだけど、いつもこうなのだろうか?だとしたらもう手に取ることはないだろう。2025/09/13

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