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内容説明
室蘭で小学校教師をする奈緒は、教え子の怜南が母とその恋人に虐待を受けていることに気づく。助けるために“誘拐”し、彼女の本物の母親になろうと決意した奈緒。継美と名付け、東京で本物の母娘のように幸せに暮らし始めた二人だったが、ついに誘拐が発覚、やがて捜査の手が伸び…。
著者等紹介
坂元裕二[サカモトユウジ]
1967年、大阪府出身。脚本家。1987年第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を19歳で受賞しデビュー。以降、数多くのテレビドラマを手掛け、「わたしたちの教科書」(フジテレビ)で第26回向田邦子賞、「Mother」(日本テレビ)で第19回橋田賞、「Woman」(日本テレビ)で日本民間放送連盟賞最優秀、「それでも、生きてゆく」(フジテレビ)で芸術選奨新人賞、「最高の離婚」(フジテレビ)で日本民間放送連盟賞最優秀、「カルテット」(TBS)で芸術選奨文部科学大臣賞など受賞も多数。映画「怪物」(監督・是枝裕和)の脚本で、第76回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
iroiro
1
坂元さんの脚本が好きだ。「Woman」と並べてあるのを本屋見つけて購入。読み始めてみると、ドラマは途中からしか見ていなかったことに気付いた。あの頃は、毎日忙しくてドラマを落ち着いて見ることができなかったのだ。脚本がこうして発売されると、好きな台詞を振り返ることができる。ドラマが作られた当時のエピソードも掲載されていて面白かった。「自分の命より大切なものが出来る。こんな幸せなことがある?」「人生には大事に大事に思える一日があれば、それでもう十分」文字が涙でかすむくらい泣きながら読んだ。ドラマも見たくなった。2025/01/29
真平
1
シナリオ本というものを初めて読んだ。小説と違って感情描写はなく、状況設定とセリフや動作などの事実がカメラ越しにしか書かれてないのでそれが新鮮だった。そしてドラマなので盛り上がりどころがたくさんあって少なくとも話の最後には次週どうなる!?って展開を用意してくれていて、そこも小説との違いなんだなあと。こっからは脚本が決めてこっからは監督が決めるみたいな境目がぼんやりわかった気がしたのと俳優さんたちはこれを見て演技をするんだなと自分も役者になった気分になれた。10年前のドラマの役作りしてた。坂本組入れてください2024/10/08
金の豚
0
いったん空いて、最後まで読了。素晴らしかったし、脚本家としての背負い方の深さにぐうの音もでなかったし、悔しかったし、色々考えちゃった。2025/02/08
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