福島モノローグ

個数:
電子版価格 ¥1,870
  • 電書あり

福島モノローグ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2022年05月22日 03時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309029498
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

福島から語られる「いま」の声は、死者の声を響かせながら、未来へと向かう。『想像ラジオ』の著者による、21世紀の『苦海浄土』。

内容説明

生きる、語る。それを、ただ聴く。東日本大震災から10年、『想像ラジオ』から8年、文学×ノンフィクションの臨界点に挑んだ21世紀の『苦海浄土』、ここに誕生。

著者等紹介

いとうせいこう[イトウセイコウ]
1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台など様々な分野で活躍。1988年、小説『ノーライフキング』で作家デビュー。『ボタニカル・ライフ 植物生活』で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

111
耳を傾けて聴く。それは、あなたの思いを受け止めたい、その哀しみや苦しみに少しでも寄り添いたいという姿勢の表れだ。本作は、東日本大震災から10年経った昨年、被災された人々の声をモノローグという手法でまとめた作品。誰かが書き留めなければ、歳月とともに埋もれてしまう人々の思いを、著者が聞き手に徹して丁寧に掬い上げた貴重な記録。ある日突然、故郷を未来を奪われた人々。負の遺産だけではなくプラスの遺産として何かを残そうと模索する彼らの姿に、支え合って生きる人間の底力と希望を見たように思う。私も心して耳を傾け続けたい。2022/03/03

とよぽん

63
未曾有の大震災から10年、いとうせいこうさんは『福島モノローグ』を世に送り出した。『想像ラジオ』の語り手から今度は聞き手に回って。語ってくれた福島の人々の言葉は、「あの日」から続く不安や恐怖、怒り、絶望、悲しみ、苦悩ばかりではなかった。幼い子どもの幸せのために前を向いて立ち上がる人、次の世代に残していける物事(農業、芸術など)に取り組む人、6箇所も転々と移住を余儀なくされて復興住宅(終の住処とご本人)に落ち着いた人、みなさんそれぞれのお話がとても重い。東電や政府や風評などがもたらす数々の不条理にも屈せず。2021/05/25

アナーキー靴下

63
自国観とは故郷の投影に近いものだと思う。私の故郷は埼玉なので日本イコール埼玉。暮らす分には不満はないが、これといって誇れるものはなく、テレビで知る程度ではまわりの地域がどこも素敵に見えた。この本には、福島の人たちの言葉、震災、今、そして未来への想いが詰まっている。悲惨な体験や大切なものを失った悲しみを想像すること以上に、それを越えて今を生きる人を想像することは難しい。同じ日本に暮らしながらきっと違う日本。国は自国観の集合だ。福島の人が語り続けてくれることで福島を知り、日本のイメージは日本の形を維持できる。2021/03/17

しゃが

62
いとうせいこうさんは「小説『想像ラジオ』では勝手にしゃべってしまった。今度は聞く番だ」と。殺処分の牛を保護した人、情報がないまま放射性プルームが流れる外に出て、子どもたちを連れて給水に行ったことを後悔する母親、津波にあった父との特異な別れをした女性、避難してきたところを終の棲家と言い、趣味の短歌は愚痴になるからもう詠わないという高齢者など。やりきれなさに胸が詰まるが、避難所でラジオ放送を作った人、子どもたちとの活動を担う日本舞踊家など過酷な状況下でもポジティブに生きようとする人たちの姿があった。2021/04/30

なっく

48
前作の「想像ラジオ」が話す話だったのに対して、これは聞く話だそうだ。色々な被災者の生の声が聞こえてくる。みんな、家族を喪い、家を追われ、農地や家畜も汚染され、仮設住宅で不自由な思いをしながら必死で生き延びようとしている。誰しも、放射能に怯える日がいきなり来るとは思っていなかっただろう。地震や津波は天災だが、原発事故は明らかに人災。原子力推進が国策だったら責任を取るのは誰?関東で電気を使う人々は、みんなこの声に耳を傾ける義務がある。2021/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17404642

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。