父吉田健一

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  • サイズ B6判/ページ数 139p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309022505
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いまだに多くの読者をひきつける吉田健一。愛娘が父をめぐって綴った文章を集成。あざやかな言葉によって刻まれた絶後の文学者の肖像

【著者紹介】
訳書、サガン『厚化粧の女』など多数。吉田健一氏の長女。

目次

まっすぐな線―父のこと
祖父と父
鎌倉と私、そして父
対談集によせて
ロンドン会のこと
早過ぎた雪見酒
父のライフ・スタイル
一人飲む父
父と犬
「彦七に」
墓の引越し
父と母の『葡萄酒の色』
悲しいことはある
吉田健一の旅
父の家、私の家
「命」雑感
花間一壷酒

著者等紹介

吉田暁子[ヨシダアキコ]
1945年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

6
しんみりしてしまった。子供はあまり得意じゃなかったけど家族を大切にした人だったみたい。長じてから酒を酌み交わした思い出が印象的だった。応召した際の遺言が子供たちをアンデルセンで育ててほしい旨だったというエピソードも何だか印象深かった。(無事生還)2017/03/08

月華

3
図書館 なんで読みたいと思ったのかは忘れてしまいましたが、借りてきました。吉田健一さんのことは全く知りませんが、娘さんから見ると、温かい人だったのではと思える雰囲気が伝わってきました。2018/03/16

渡邊利道

3
その時々の機会に書かれた回想エッセイを集めた本。吉田健一の生活者として顔が垣間見える。仕事部屋の隣で歌を歌う子どもに、「悪いけどもう少し遠くで」と言ったというエピソードは何度読んでも人柄をしのばせて微笑ましい。あと、時間に厳格で、そこにそこ自由があるというのは成程モラリストである。2017/03/29

uchiyama

2
吉田健一という稀有な作家の肖像を、慎ましい畏怖と、胸を突かれるような哀惜とで描いたこの本の、「親子の情」というややもすると重苦しいだけの関係性に絡め取られないでいようとするかのように、互いに繊細に心を配って、人が(「芋虫」からの)人と出会い、向き合い、そして別れる、その、あっけないからこその豊かさに、ただただ羨望の念を抱きながら、でも、読むと、吉田健一の本と同じように、1人飲むときの静謐に冴えて時が過ぎる、そんな時間を知るような、孤高の魂の交流を見せてもらったような気持ちがする、美しい本でした。2026/02/07

bunca

1
一見そっけなく見えても、子供を一人前の人間として扱っているのが伝わりました。 娘さんも父を慕い、吉田健一さんも気持ち的に跡取りは曉子さんだったのだろう。2025/10/14

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