内容説明
自分流に不器用に生き、失敗を楽しむ才覚を身につけ、老年だからこそ冒険し、どんなことでも面白がる―世間の常識にとらわれない独創的な老後の生き方。
目次
第1章 人生には一日として同じ日がない
第2章 「適当」という人生の至芸
第3章 人生は「回り道」が面白い
第4章 冒険しないで面白い人生はない
第5章 人生には何でもあり
第6章 老いてこそ輝く人生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
45
過酷に耐えるのが人生だと認識すれば、すべてのことが楽になる、感謝もあふれ自分の人生を他人と比較しなくなるという言葉は共感できる、やはり人生の収穫といえるものを得るには周囲にふりまわされない自分独自の価値観を持つことが重要なのかもしれない…。2013/11/04
藤枝梅安
27
「社長の顔が見たい」を再編集した新書。曾野さんは今年で80歳か。「元気なおばあちゃんの言いたい放題」という感じの痛快なエッセイ集。「なるほど」と思う部分もあるし、「そこまで言っちゃうの?」と思う部分もあるが、神を畏れ人を恐れないという一貫した姿勢は読んでいて心地よい。自分もああなりたい、とは思わないし、なれないけどね。やりたいことをやり、言いたいことを言う。こういう元気で明るい「後期高齢者」がいるというのは、日本もまだまだ捨てたもんじゃない、という気持ちにさせられる。2011/11/12
森
10
通勤電車で斜め読み。少しあれっと思う話もありましたが、良かったですf^_^;)2015/02/13
pocco@灯れ松明の火
9
人生の先輩:海外支援での様々なご経験。場数を歩んでいるからこその厳しい意見>>>この方の前では皆、カエルがヘビに睨まれたようなものかも。汚い・嫌いな事から目を背け、美化した物を追い求め、多数の無用な情報を流し込んで、思考を麻痺させ、迫りくる危機不安を誤魔化している今。2012/05/09
雨巫女。
5
《私‐図書館》パワフルなかたですね。年を重ねても素敵に元気に過ごしたい。2012/04/25