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内容説明
じゃがたら結成30周年。多くのミュージシャンのリスペクトを集め続ける最も重要なバンド・じゃがたら。メンバー三人の相次ぐ急死によって幕を閉じた伝説のバンドの全軌跡に迫った唯一無二の評伝に、感動の書き下ろし「江戸アケミ墓参記」を増補。
目次
第1章 「じゃがたら」と呼ばれた人々がいた(ファーストギグ/パンクゲリラ;『南蛮渡来』の衝撃;「じゃがスタ」 ほか)
第2章 インタビューズ(実に穏やかで愛すべき男だった―こだま和文インタビュー;もっとかっこ悪く生きつづけなきゃ―山本政志インタビュー;エネルギーの向かう方向が一定ではなかった―町田康インタビュー ほか)
第3章 「ゆるさ」について―じゃがたら・日本語・かっこ悪さ(速さと緩やかさ;シリアスとユーモア;『ルイ・アラゴン詩集』 ほか)
補章 江戸アケミ墓参記2009
著者等紹介
陣野俊史[ジンノトシフミ]
1961年長崎県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Melody_Nelson
5
あの頃は色んなライブに行っていたけれど、じゃがたらは4~5回行ったかな。最初に体験したライブ@インクが凄く良くて、興奮したのを覚えている。あのグルーヴはカッコよかった!本書を読んで、バンド内でも色んなことがあったのを知ったが、それにしても、こんなマニアックな本よく出せたなと感心する。限定的な一部の人に強烈なインパクトを残したバンドだからか。アルバムは家で聴いていたので、この曲懐かしいなー、内実はこんなだったんだーと浸りながら読んだ。江戸アケミの死は唐突で、友人からの電話で教えてもらい、固まったっけ。2023/08/10
sakichi
1
これからも聴き続ける。2023/05/07
HiRaNo
0
この構成はgoodじゃない? でも伝説化は免れないよなあ。カッコいい人たちだよ。もっとゆっくり急げ!2013/06/07
ぱーぷる・ばんぶー
0
80年代に活躍したバンド「じゃがたら」のドキュメント。当時はステージで頭から血を流したり蛇や鶏をかみ殺したりといったスキャンダラスな情報しか知らず、バンドの曲を聴きだしたときにはすでにリーダーでボーカルの江戸アケミほかメンバー2人が亡くなっていた。この本を読んで、ますますステージを見ておいたらよかったと後悔しました。2012/11/04
Takashi Okawara
0
伝説のファンクバンド「じゃがたら」の結成からミュージシャンへの転換、リーダーの離脱・復帰、メジャーデビューそして解散に至るディスコグラフィーと、周囲で関わった人々へのインタビューから成る。今になってレジェンド的な存在として音や映像に外から接している分には江戸アケミのエネルギーやメッセージの先見性を素直に受け入れる事ができるものの、リアルタイムで当事者として接するには湯あたりでは収まらないような空間が濃密すぎてリーダーだけでなくメンバーが体を壊したり若くして鬼籍に入るのも不思議じゃない感じがしてならない。2018/05/28