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内容説明
ゾマホンのうれし涙と子供たちの笑いでアフリカの大地が踊っています。ベストセラー『ゾマホンのほん』の大反響にこたえる、新しい感動の一冊。
目次
1 夢がほんとになって
2 「日本語学校」から「たけし小学校」へ
3 井戸を掘る
4 『ゾマホンのほん』出版
5 人生甘くないことばっかり
6 いよいよ「たけし小学校」完成
7 知ってほしいベナンの歴史
8 語るゾマホン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
14
ゾマホンがベナンで語る赤い道、ただ赤土の道路だからと思っていた。この道は奴隷として捕まった人達が港を目指し何日も血を流しながら歩かされ、家族が泣きながら追いかけた道。ゾマホンは2度とこういう事にならないためにベナンに学校を立て、いつかベナンの識字率を高めベナンの文化を取り戻しベナンの言葉で子供達を教育したいと願いを持つようになった。この本は彼の夢の実現への一歩が語られています。そして彼が語る支援の弊害。ただ物を与える支援はアフリカを駄目にし、いつまでも発展途上国に止まっている原因だそうです。2018/03/11
糜竺(びじく)
11
以前にTVでやってた番組「ここが変だよ日本人」に出演していたゾマホンさんの本です。貧しい自分の国で学校を作ろうと多大な尽力をしているゾマホンさんの姿勢にはホント学ばされます。日本では学校行くのは当たり前だし、ノート、ペンなんか捨てるほどあるし、綺麗な水も蛇口ひねればすぐ出るし、それがアフリカではまだまだ整備されていない。いかに自分が恵まれた環境にいるか認識させられました。この本を読んで、アフリカの実情や良さ、また彼の生き様から色々学ばされとても良かったです。2013/03/20
ガンジス川沐浴子
4
前作の印税でゾマホンがベナンに学校をつくる。最初井戸を掘らなくてはならず、150万円(ギリギリの貯金)払ったり。 やはり奴隷貿易と植民地についての著述が重みある。赤い道。働き盛りのアフリカ人がアメリカ大陸に家畜のように連れて行かれた。 植民地の頃の影響は今(2000年)も続いていて、綿花などの価格を地元民は決めることができずに欧米が100分の1の価格で買い叩く。 先進国と後進国ではハンデがあるのにグローバル化によって貧富の差は広がる。 日本のODAを褒めていた。この先も日本に武器商人にはなってほしくない。2022/01/28
yori
2
★★★★☆ 懐かしいなぁ、ゾマホン。ベナンって本当に馴染みの無い国。知るきっかけに。2011/10/29
nyantamaru
0
「ここが変だよ、日本人」で有名なゾマホン。自然と日本も外国と言えば欧米、というイメージが固着してることに気付かされる。アフリカから学ぶことが色々あるようだ。ベナンに行ってみます。2012/03/23