内容説明
いまなお軽やかな旋律を響かせる渋沢文学。自在に展開する精神の運動をたどり渋沢世界の全容を浮びあがらせる渋沢龍彦論の決定版集成!詳細綿密な資料年譜・参考文献付。
目次
天使になった渋沢さんに(四谷シモン)
渋沢さんのこと(金井美恵子)
渋沢さんの靴(種村季弘)
日時計の影のもとに(多田智満子)
ある書誌学者といる渋沢龍彦(種村季弘)
『神聖受胎』再読(巌谷国士)
『高丘親王航海記』(栗田勇)
「魔」一文字(谷川晃一)
サロン、庭園、書斎(種村季弘)
ユートピアの変貌(巌谷国士)〔ほか〕