出版社内容情報
《内容》 意識障害が存在し言動の異常を呈するせん妄の患者に対しては、即座に薬物による鎮静の処置が必要となる。入院期間が制約されている治療現場、即応しなければならない現場で、いかにせん妄患者に対処すべきかをわかりやすく解説。付録として「患者・家族に対する説明」「経験的推奨事項」ほかを併載。日本総合病院精神医学会承認の決定版ガイド。
目次
A 治療環境と患者への接近(安全の確保;環境的な配慮)
B 医学的介入(初期鎮静;身体検索を並行;観察と身体管理)
C 中期的視点からの治療(抗精神病薬などによる薬物療法)
付録(患者・家族に対するせん妄治療の説明;各委員別の経験的推奨事項 ほか)