群星、梁山泊に翔ける―新誌・水滸伝

群星、梁山泊に翔ける―新誌・水滸伝

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  • サイズ B6判/ページ数 409p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309012094
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

九百年昔、宋王朝の末期、風狂皇帝・徽宗の治世―。金権腐敗の悪政に背いて梁山泊に翔け参じた義賊、豪傑、悪漢、曲者、美女、謀反人たちが繰り広げる痛快壮絶な叛乱のドラマ。『三国志』とならぶ、中国歴史文学の傑作が、鬼才の筆で現代に蘇る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

22
慧妃が徽宗に水滸伝を語る方式で話が進みます。話自体は水滸伝の流れを踏襲していますが、ところどころの徽宗のコメントが面白いです。また上手く話を繋げていると感じました。2023/05/11

Shinya Fukuda

2
金鳳楼の娼妓慧妃が徽宗皇帝に語る英雄豪傑の物語。彼らは天に散った百八の魔星が人間に姿を変えたもの。宋の時代は商業が高度に発達し首都開封は殷賑を極めたが文治政治の為、武人が冷遇され文官が力を持った。その為政治が乱れ庶民は塗炭の苦しみに喘いだ。それを救う為に立ち上がった義侠の人々が梁山泊に集い権力に立ち向かっていった。宋江が頭だが唯一弱くて頼りない。軍師呉用が実質的な頭のようだ。豪傑は大勢いる。魯智深、李逵等。女性の青扈はカッコイイ。しかし一番カッコイイが徽宗。聡明過ぎて宋の消滅を予測しつつ止められずにいる。2022/12/20

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