内容説明
中島敦の文学を、間いが展開する。「作家になる」プロセスとして追いつつ、「新しい」ものを見すえることで、「日本」的言説を苛烈に問う斬新な作家論。
目次
1 問いに向けて
2 「問い」の価値と「問い」の運動―『狼疾記』を中心に
3 「問い」の変位、「なぜ」から「どのように」―『文字禍』を中心に
4 「問い」の「身体」―中島敦の文体
5 「問い」の果て―『李陵』
6 二つの位相、そして南島
7 繰り返される逃走と文体
中島敦の文学を、間いが展開する。「作家になる」プロセスとして追いつつ、「新しい」ものを見すえることで、「日本」的言説を苛烈に問う斬新な作家論。
1 問いに向けて
2 「問い」の価値と「問い」の運動―『狼疾記』を中心に
3 「問い」の変位、「なぜ」から「どのように」―『文字禍』を中心に
4 「問い」の「身体」―中島敦の文体
5 「問い」の果て―『李陵』
6 二つの位相、そして南島
7 繰り返される逃走と文体
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