出版社内容情報
日本初の超高層霞が関ビル竣工から約50年間に大きく変貌してきた東京の、建築、都市、環境分野での都市史である。
「東京区部にあり、時代の公益的な思潮を切り拓く建築」と著者たちに定義された「都市建築」。これまでの超高層化の経緯とこれからの都心建築の在り方を探るべく、都市計画や建築設計の実務者の実践を収録する。
目次
1 「都市建築」を考える(言葉の定義:本書で用いる「都市建築」の概念;社会背景:「都市建築」を生じさせる諸要因;法制度の更新:「都市建築」における手法の検討 ほか)
2 「都市建築」を振りかえる(資料編1:「都市建築」の実例;資料編2:「都市建築」の集積過程)
3 「都市建築」を語る(座談会1:これまでの/これからの「都市建築」;座談会2:次世代価値の可能性を「都市建築」に埋め込もう;インタビュー:次世代の「都市建築」への提言)