「地区の家」と「屋根のある広場」―イタリア発・公共建築のつくりかた

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784306046702
  • NDC分類 526.3
  • Cコード C3052

出版社内容情報

市民の集い場「地区の家」、地域の知の集積である「屋根のある広場(図書館)」。イタリア発・6つの〈コミュニティ・ハブ〉。

日本同様、少子高齢化、都市再生、地域社会の孤立など現代の社会事情はイタリアにものしかかる。そんななか、市民が手づくりでたちあげた集い場「地区の家」、地域の知の集積である「屋根のある広場(図書館)」から、6つの〈コミュニティ・ハブ〉の魅力を紹介。居場所づくりのノウハウ、地域のための公共建築のつくりかたを紹介。

はじめに

第1 部 市民がつくる、みんなの場所「地区の家」
第1 章 地域の“透明な場所”をつくる カッシーナ・ロッカフランカ
第2 章 マルチエスニックの拠点として サンサルヴァリオ
第3章 経験を活かし新たな展開へ ラボラトリ・ディ・バリエーラ

「地区の家」から学ぶ
[寄稿]みんなのための場所をつくる意義/アンドレア・ボッコ

第2 部 知と市民をつなぐ「屋根のある広場」
第1 章 市民の場所、そして文化の拠点をつくる ボローニャ市立サラボルサ図書館
第2 章 “本が迫ってこない”公共図書館 チニゼッロ・バルサモ市立図書館
第3 章 知と市民をつなぐ拠点(ハブ)づくり セッティモ・トリネーゼ市立図書館
「屋根のある広場」に学ぶ
[寄稿]新しい社会の鏡としての図書館/アントネッラ・アンニョリ

おわりに

小篠隆生[オザサ タカオ]
著・文・その他

小松 尚[コマツ ヒサシ]
著・文・その他

内容説明

日本と同様に、少子高齢化社会、格差、地域孤立などの問題を抱えるイタリアから、市民が集う手づくりの場所と公共図書館を紹介。6つの魅力的な“みんなの場所”から論じる、これからの公共建築のつくりかた。

目次

第1部 市民がつくる、みんなの場所「地区の家」(地域の“透明な場所”をつくる―カッシーナ・ロッカフランカ;マルチエスニックの拠点として―サンサルヴァリオ;経験を活かし新たな展開へ―ラボラトリ・ディ・バリエーラ;「地区の家」から学ぶ―寄稿 みんなの場所をつくる意義(アンドレア・ボッコ))
第2部 知と市民をつなぐ「屋根のある広場」(市民の場所、そして文化の拠点をつくる―ボローニャ市立サラボルサ図書館;“本が迫ってこない”公共図書館―チニゼッロ・バルサモ市立図書館;知と市民をつなぐ拠点(ハブ)づくり―セッティモ・トリネーゼ市立図書館
「屋根のある広場」に学ぶ―寄稿 新しい社会の鏡としての図書館(アントネッラ・アンニョリ))

著者等紹介

小篠隆生[オザサタカオ]
1958年生まれ。1983年北海道大学工学部建築工学科卒。2006年から北海道大学大学院工学研究院准教授。博士(工学)。一級建築士。専門は、キャンパス計画、都市計画、都市デザイン、建築計画。主な作品に、遠友学舎(2001年、日本建築学会北海道建築賞)、積丹町立余別小学校(2003年、文教施設協会賞)、東川町立東川小学校+地域交流センター(2014年、北の聲アート賞奨励賞、赤レンガ建築賞奨励賞、北海道建築賞)、東川小学校・地域交流センターとその周辺環境整備(2015年、アジア都市景観賞)。主な活動として、2016年に東川町学社連携推進協議会で農林水産大臣賞を受賞(むらづくり部門)

小松尚[コマツヒサシ]
1966年生まれ。1992年名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻前期課程修了。2006年から名古屋大学大学院環境学研究科准教授。博士(工学)。一級建築士。専門は建築計画。公共建築計画・運営への指導・助言として、いなべ市石榑小学校(2002年~:公共建築賞優秀賞)など。自治体の公共建築計画・設計に関する委員等も多数歴任。「キッズ・デザイン賞」(2010年)、「優れた『地域による学校支援活動』推進にかかる文部科学大臣表彰」(2012年)、「未来を強くする子育てプロジェクト子育て支援活動文部科学大臣賞・未来大賞」(2013年)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takahiroyama3

2
最も読んでほしいのは、これから公共施設を計画する行政マン、設計に関わる建築家、そして社会工学の立場で都市を眺める研究者です。この本を読むと、まさに公共施設を考える上で、様々な空間・サービス・運営に対するヒントがもらえます。また同時に、ビルディングタイプで区別する公共施設計画論から、コミュニティ・ハブとシビック・ハブを計画するという公共施設計画論への転換を示唆する最後の指摘は、新しい標準を示すように感じました。つまり、作る側から使う側の立場に基づく計画が、新たな公共性と捉えました。2019/06/03

ほーらん

0
公共空間に関する本で、イタリアでハブ(拠点)としての役割を果たしている図書館の事例が紹介されている。 紹介されている図書館に共通しているのは、多くの人々にとっての空間であって決して誰かのための空間を設計している点、そして誰にでも入りやすい入り口を設計している点、そしてスクラップアンドビルドとはなく、リノベなどを通じてその土地の特性を生かしている点である。 また、紹介されている多くの図書館では様々なコミュニティが様々なプログラムを自主的に開催しており、ボトムアップ的なシステムが形成されている。2021/06/21

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